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情報誌CEL

京 雅也

2010年03月26日

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2010年03月26日

京 雅也

住まい・生活

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情報誌CEL (Vol.92)

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 町なかの原っぱや近所の神社の境内は、昔は子どもたちにとって絶好の遊び場所だった。私も幼い頃、神社の森でセミ捕りをし、池でザリガニを捕まえたことなどを思い出す。草むらの中でバッタやトンボを追い、突然出てきたカエルやヘビに驚きもした。やはり生きものの存在を体で感じる体験は、現在でも子どもたちの成長にとって不可欠のものだと思われる。
 今回の特集テーマは生物の多様性。人間にとり有益なのか有害なのかはさておいて、どちらでもない大多数の生きものを含めた多様性そのものが、地域の生態系を支えている。そして大きくは地球全体の環境にもかかわってくる。
 それは生命の織りなす宇宙。岩槻邦男氏が言うように、「生物多様性は、人である自分から見て外側にあるのではなくて、自分自身がその中に含まれている実体」でもあるだろう。だからこそ「自分自身の生をどのように展開しようとするのか」という課題ともつながってくる。
 経済効率や利便性を求め画一化が進められてきた現在の都市環境。その中で、今後求められてくるのは、きっと環境の多様性であるだろう。都市の中でも、コンクリートではなく土のある場所や循環する水、連携性をもった緑地など、環境づくりをする際にも生物多様性のモノサシが不可欠のものになる。

 

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