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山下 満智子

2004年06月30日

食育とは生きる力を育むことー食育の今日的意義ー

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2004年06月30日

山下 満智子

住まい・生活

食生活

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大阪市教育委員会VIVO LA VITA9月号

ページ内にあります文章は抜粋版です。
全文をご覧いただくにはPDFをダウンロードしてください。

夏休みは、普段学校で経験できない様々な体験をする絶好の機会です。食の面でも同様、夏休みに家族でぜひ食育に取り組んでいただきたいと思います。さて食育という言葉は、現在流行語のように使われていますが、実は明治時代に作られた言葉です。報知新聞に連載された料理小説「食道楽 くいどうらく」で一世を風靡した小説家村井弦齋が、小児に対する食育の意義を説いたことが始まりです。そして弦齋は、「小児には、徳育よりも知育よりも、体育よりも、食育が先」と料理心得の歌も作りました。弦齋の説いた食育の意義は、食の環境が大きく変化した現在、生きる力を育むという意味で益々重要になっています。

1. 食育の今日的意義

1)食の安全・安心

食の安全・安心の問題解決にも、食育が大切です。まだ記憶に新しい平成13年秋におこったBSE(牛海面状脳症)の発生、補助金詐取、使用禁止農薬が検出された輸入野菜、指定外添加物使用による食品の回収、鶏インフルエンザをめぐる事件・・・食べ物をめぐる事件が相次いで、食の安全・安心は大きくゆれています。食の安全・安心の再構築は緊急の課題です。そして問題解決は、一朝一夕にはできません。しかしまず国民一人一人が食べ物のことを考えることが重要です。子供たちが食べ物のことに関心を持つようになることが、食の安全・安心への取り組みの大きな一歩です。

2)一緒に食べることを大切にする

一方で少子化、核家族化で子供たちが、家の中で期待される役割も大きく変わってきました。家の手伝いよりは、塾や習い事が優先され、塾や習い事のためなら子供一人の食事もしかたないことと容認されています。夜遅い時間の電車内でもスナック菓子をほうばりながら、ゲームをしている塾帰りの小学生を見かけることが当たり前になりました。

 

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