
弘本 由香里
                 
                
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                   2009年03月23日  | 
                
                    弘本 由香里
                    
                    
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                 都市・コミュニティ  | 
                 コミュニティ・デザイン  | 
                CELレポート (Vol.36)  | 
                
                
                
                
本や書棚は人の心を映す鏡にたとえられることがあります。まちをいえに、同じ時代、ひとつの空の下、上町台地に生き会う人が、上町台地のお気に入りの場所で読みたい本を持ち寄って書棚をつくったとしたら、そこにはどんな風景が映しだされることでしょう。U-CoRoプロジェクトを通して、多くの方々の日々の暮らしや生活史、上町台地の過去と現在の表情にふれるなかで、そんな思いを抱くようになりました。そこで、U-CoRoのウィンドウを書棚に見立て、50数名の方々のご協力を得て、(春の日に)上町台地で読んでみたい本とお気に入りの場所を寄せていただくこととなりました。
近未来の住まいと暮らしを探求する大阪ガス実験集合住宅NEXT21では、2007年春か1階に設けた「U-CoRo(ゆーころ)」のガラス・ウォールをインターフェイスに、上町台地のまつりや子どもと遊び、いのちをまもる智恵、減災につながるゲーム、緑と鳥や地域の伝統野菜をテーマにウィンドウ・ディスプレイを展開してまいりました。
第7弾となる今回の展示「春の日 上町台地で読みたい本」では、U-CoRoを介してご縁をいただいた50数名の方々が持ち寄った本と場所と暮らしの物語が交わり、生き生きと血の通う上町台地がその姿を現します。春の一日、それぞれの一冊を手に、上町台地のとっておきの場所を見つけていただけましたら幸いです。
情報誌CEL