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情報誌CEL

中川 悠
弘本 由香里

2023年03月01日

まちの「すき間」で、未来を育てる  ーソーシャルビジネスの「かけ算」という方法

作成年月日

執筆者名

研究領域

カテゴリー

媒体(Vol.)

備考

2023年03月01日

中川 悠
弘本 由香里

都市・コミュニティ
住まい・生活

コミュニティ・デザイン
まちづくり
ライフスタイル

情報誌CEL (Vol.132)

ページ内にあります文章は抜粋版です。
全文をご覧いただくにはPDFをダウンロードしてください。

2020年からのコロナ禍で、顕在化したさまざまな地域課題。根底にある超高齢化と人口減、貧困・孤立の深刻化等に対し、空き家・空き地活用による解決は、けっして簡単ではない。そうしたなか、高齢化が進む団地の空き室を舞台に、障がい者の就労を成功させた「杉本町みんな食堂」をはじめ、幅広い困りごとに横断的に取り組んでいるのが、大阪のNPO法人チュラキューブの代表・中川悠さんだ。ソーシャルビジネスの新たな展開や関係人口の価値など、地域の「すき間」の未来について弘本由香里研究員と語り合う。


培った編集的な手法を通じて社会の「困りごと」を解決

中川  Daigasグループさんとは、社員の皆さんを対象にした「ソーシャルデザインフォーラム」を通じ、地域の中での社会貢献について考える場づくりのお手伝いをさせていただいています。2018年に初めてお招きいただいて、もう6年のお付き合いになりますね。

弘本 フォーラムのモデレーターとしての中川さんは、深刻なテーマの内容であっても希望を見出していく方向に話をもっていかれるので、聞く側に訴えかけてくるものが大きいと感じます。これは中川さんのこれまでの実践に根ざした知見に加え、温かいお人柄があってこそです。中川 そんなふうに言っていただき、ありがとうございます。ここでちょっと私の立場を紹介させてもらいますと、NPOの代表として、さまざまな社会課題を「自分ごと」に感じられるよう、「未来を伝える活動」と「未来をともに創る活動」のふたつに取り組んでいます。社会の困りごとの解決に向けて、試行錯誤をしながら持続可能なプロジェクトを生み出すこと。それが、自分たち自身の未来をハッピーにする方法のひとつだと考え、チャレンジを続けているところです。また、2022年4月からは週に2回、奈良県の生駒市役所の期間限定の専門職員として地域コミュニティ、生涯学習、SDGS推進などにも関わっています。

弘本 まさに縦横無尽のご活躍ですね。個人的に、中川さんの多彩なチャレンジの原点、ものの見方や考え方がどんなバックグラウンドから生まれたのか興味があるのですが、そういったあたりからお聞かせいただけますか。

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