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CEL編集室

2019年07月01日

語りべ活動の第二フェーズ−「語りべシアター チャレンジ公演2019」

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2019年07月01日

CEL編集室

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情報誌CEL (Vol.122)

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語りと映像でまちの歴史を楽しくわかりやすく伝える「語りべシアター」。
長年、大阪ガス(株)エネルギー・文化研究所の栗本智代研究員が中心となって行っていたが、2014年からは活動の裾野を広げるために一般向けのワークショップが開かれ、その参加者によるチャレンジ公演と題したお披露目会も行ってきた。
本年3月13日、5回目となるチャレンジ公演を開催。これまでのワークショップの卒業生24人が6チームに分かれて出演した。

1994年から続けられている語りべ活動については、本誌110号の栗本氏によるレポートに詳細に記されているので割愛するが、このたびのチャレンジ公演は、初心者から経験豊富なベテランまで混合のチームを編成した、60代が中心のメンバーである。
各チームの課題は、テーマの選定に始まり、調査、台本や画像作成、語り、演出まですべてオリジナル作品の創出だ。半年の間、栗本氏のアドバイスを受けながら、チームごとに何度も集まり、準備、練習を重ねて本番を迎えた。当日、満席の会場で行われた公演からは、熱い地域愛があふれ出していた。


地域の魅力創出と、発信の場として

各チームの公演はそれぞれテーマの選定や説明、見せ方に独自の工夫が凝らされていた。お揃いの陣羽織風衣裳を着て演じたり(チーム魁「三好長慶――戦国天下人」)、大阪富田林出身の歌人石上露子の生涯を、傍で仕えた女中の視点で語ったり(チーム向日葵「歌人 石上露子のものがたり」)、真面目な内容ながら折々に笑いを誘うオチを用意したり(チーム魅都「近松ものがたり」)、どう見せるかを試行錯誤しながら作り上げたであろうことがうかがえた。
また、ピアノの生演奏を効果的に織りまぜたり(チームヒストリア10×「大阪万博レガシー そして、再び、大阪・関西から世界へ」)、芝居心たっぷりな淀姫による大阪案内(チーム風紋「天王寺七坂物語」)など、メンバーの得意技能を前面に出した作品なども印象に残った。
なかでも圧巻だったのは、男女二人の語りべによる"チームみをつくし"の「三月十三日」。まず、タイトルに興味をそそられた。三月十三日とは、このチャレンジ公演が開催された日と同じ。いったい何の日?

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