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CEL編集室

2017年03月01日

「外」と「内」を自由に行き来し生まれる照明デザイン 石井 幹子

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2017年03月01日

CEL編集室

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情報誌CEL (Vol.115)

ページ内にあります文章は抜粋版です。
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それまでの日本になかった職業分野である「照明デザイン」を海外で学び、東京タワーや歴史的建造物のライトアップなどを通し、夜景に親しむという新たな日本のライフスタイルまで生み出し定着させた石井幹子さん。その発想力と行動力はいったいどこからくるのだろうか?
「外」と「内」を自由に行き来する思考の術や、景観としての文化の捉え方、さらに女性の社会進出についてなど幅広く語っていただく。

海外で実際に生活してこそ得られるもの

モノの形をつくるのではなく、それを照らし出す「光」をデザインしてみたい。日本の照明デザイナーの草分けである石井幹子さんが若き日に抱いた志は、「ライトアップ」はもちろん、「照明デザイン」という言葉さえまったく認知されていなかった1965年の日本では、まだ誰も見たことのない「夢」だった。しかしそのころ、東京藝術大学を卒業後に東京・銀座のデザイン事務所で工業デザイナーとして働きはじめていた若き日の石井さんにとって、それは迷いのない一筋の光の道のようなものだったようだ。当時を思い出しながら、石井さんは感慨深げに語ってくれた。
「私は、本を通して知った北欧のデザインの美しさに強く憧れていました。フィンランドについての情報は、ほかにほとんどありませんでした。あの頃の東京はまだ未舗装の道がたくさんあって、ドブが流れ、雨が降ると靴が泥で汚くなるようなところ。それにくらべ、フィンランドの首都ヘルシンキは街全体があまりにも美しく、まるで別世界のように見えました」
あらゆる情報があふれ、世界が狭くなってしまった今。その頃20代の日本人女性が未知の世界へ飛び込んでいくときに抱いた心意気や驚きがどんなものだったか?想像するのは簡単ではない。
「たしかに今はインターネットを通して何でも見たり知ったりすることができるから、わざわざ現地まで行く必要はないと考える人もいるようですね。でも、最低でも1年は海外で暮らし、四季を通して生活を体感することの意味は大きいですし、それは昔も今も同じです。たとえばヘルシンキで友人の家などを訪ねると、素晴らしいモダン・デザインの食器や家具が当たり前のように使われていて驚きました。社会全体がグッドデザインを必要とし、支えている。そういう状況が知識ではなく、実感としてよくわかりました」
フィンランドで約1年をすごし、高名な照明器具デザイナーのもとでアシスタントとして働いた経験は、単なる職業経験としてだけでなく、その後の石井さんを形成するかけがえのない土台となった。
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