大阪ガスネットワーク

エネルギー・文化研究

  • サイトマップ
  • お問い合わせ

CELは、Daigasグループが将来にわたり社会のお役に立つ存在であり続けることができるように研究を続けています。

  • DaigasGroup

JP/EN

Home > 論文・レポート検索 > 「ECOな暮らしの10カ条」(その2)「続エネルギーの無駄を減らす」

論文・レポート検索

Search

WEB

濱 惠介

2009年04月14日

「ECOな暮らしの10カ条」(その2)「続エネルギーの無駄を減らす」

作成年月日

執筆者名

研究領域

カテゴリー

媒体(Vol.)

備考

2009年04月14日

濱 惠介

エネルギー・環境

省エネルギー
エネルギー・ライフスタイル

WEB

日経BP社特設コーナー「High Ecology Low Carbon〜創エネ住宅の時代へ」内のコラム

給湯今昔

 

 今回は給湯や冷暖房に関して、比較的簡単にできる省エネ策についてお話しします。給湯と冷暖房は、それぞれ家庭用エネルギー消費の3割を占める主要な用途ですから、省エネ効果も大いに期待できます。

 

 少し昔話をします。わたしが小学生だった1950年代、新築されたわが家では浴室・台所・洗面所の蛇口からお湯が出ていました。今では当たり前ですが、そのころの住宅ではとても珍しいことでした。もっとも、これは特殊な事情があってのこと。小さな製鉄所を預かっていた父は、溶鉱炉の羽口(はぐち、熱風吹き込み口)の冷却水が熱い湯になって出るのを、工員用の共同浴場だけでなく、自宅である工場長社宅と工場敷地内の社宅にまで引かせたのです。工場廃熱の有効利用とはいいながら、途中多くの熱が失われ、溶鉱炉の修理期間は湯が出ないのが弱点でした。

 

 冬の朝、小学校の教室で担任の先生が「今朝お湯で顔を洗った人は?」と皆に問いかけることがありました。恐る恐る手を挙げると、「ハマ君は仕方がない」と勘弁してもらった記憶があります。湯で顔を洗うのが軟弱でぜいたくなことと見られる時代でした。それにしても先生は児童の家の状況を把握していたようです。

 

 さて、今日の給湯事情は様変わりです。いつでも好きなだけお湯が使えます。それが普通になり豊かさの表れではありますが、エネルギー消費が増えました。必要な量のお湯を使うにしても、もう少しエネルギー消費を減らせないものでしょうか。

 

  • U−CoRo
  • 語りべシアター
  • 都市魅力研究室
  • OMS戯曲賞
Informational Magazine CEL

情報誌CEL

【特集】ウォーカブルの本質を考える

近年、「ウォーカブル」という言葉をよく耳にします。 まちなかを車中心から人中心へ...

バックナンバーを見る
  • 論文・レポート・キーワード検索
  • 書籍・出版
  • 都市魅力研究室
  • FACEBOOK

大阪ガスネットワーク(株)
CEL エネルギー・文化研究所

〒541-0046
大阪市中央区平野町4丁目1番2号

アクセス