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情報誌CEL

栗本 智代

2000年07月01日

NEXT21における個性的生活創造に関する調査

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2000年07月01日

栗本 智代

住まい・生活

ライフスタイル

情報誌CEL (Vol.54)

ページ内にあります文章は抜粋版です。
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環境と豊かさの調和をメインテーマとした、未来型実験集合住宅「NEXT21」。特に豊かさの面では、「心の豊かさ、個性的な生活と住まい」を追求した。大阪ガスでは、1968 年東豊中に実験住宅をつくったが、そのコンセプトが「広さの確保と快適・便利な生活」であった。それらがある程度満たされた今日では、さらにライフスタイルや価値観の多様化、家族構成や年齢の変化にとも伴うニーズへの対応が必要になる。

NEXT21 では、2段階供給システムにより、集合住宅の中でフレキシブルに変化する住戸を実現させ、住まい手参加設計住戸4住戸とライフスタイル提案住戸12住戸での居住実験を行った。ここではその実例をいくつか紹介しながら、個性的な生活創造のあり方について考えていきたい。

1. 設計参加により夢を実現する

< ハーモニーの家(403住戸)>

住まい手参加設計住戸として、「ハーモニーの家」(403住戸)を紹介しよう。住まい手は、会社員である夫、家事に専念する妻、設計相談後生まれた長女、入居3年目に生まれた次女と、家族構成が変化している。この夫妻の共通の趣味は合唱。特に夫は友人と8人で合唱のダブルカルテットを組み、国際的な合唱コンクールで受賞するほどの実力の持ち主で、コンサート活動も活発に行っている。「合唱の練習を自宅で行いたい」「ゆったりと音楽を楽しむ時間・空間が欲しい」等の徹底的に趣味にこだわった要望が、住まい手が設計に参加することで実現した。広いリビングルームは合唱練習室を兼ね、外部に音を漏らさないよう遮音をもたせてある。また、キッチンやサニタリーにもスピーカーが埋め込まれている。入居後は、まさに夢が実現した生活であった。

 

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