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濱 惠介

2002年12月15日

住宅改修と楽しいエコライフ

作成年月日

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備考

2002年12月15日

濱 惠介

住まい・生活

住宅

新聞・雑誌・書籍

(財)関西消費者協会「消費者情報」2002年12月号

ページ内にあります文章は抜粋版です。
全文をご覧いただくにはPDFをダウンロードしてください。

今日の豊かな生活を享受している人々とって、快適性や利便性を放棄するのには抵抗があろう。しかし、資源やエネルギーの消費を抑制して行かなければ、我々の子孫に明るい未来はない。地球環境を守りながら満足のゆく暮らしは可能だろうか。

ここに紹介するのは、自らの実践にもとづく環境配慮型の住宅改修と楽しい省エネ・エコライフの勧めである。詳しくは拙著「わが家をエコ住宅に」(学芸出版社)を参照頂きたい。

既存の住宅を長持ちさせる

およそ4年前、私は転職に伴い永住の住まいを関西で求めることになった。歴史的蓄積と自然環境の身近な関西には、首都圏に比べより質の高い暮らしの可能性を感じた。

近年とみに話題になる地球温暖化の危機やエネルギー資源の有限性を考えると、住宅づくりでも省エネルギーを真剣に考える必要がある。資源の枯渇や地域の廃棄物問題と関連付ければ、簡単に取り壊したり新築したりすることもためらわれた。

そこで築27年の鉄筋戸建て住宅を購入し、環境にできる限り負担をかけず快適な住まいにするという目標で改修することにした。既存の資源を活かし「環境共生住宅」に再生した訳だ。(図−1)

住宅を取壊せば大量の廃棄物が出る。その重さは大まかに言って一世帯の生活ゴミの100ないし200年分に相当する。安易に建替えに走らず、今住んでいる住宅をできるだけ長持ちさせることが、環境への負荷を減らすことになる。我慢して使い続けるのではなく、より住みやすくする工夫も必要だ。

私は間取りの改善に加えて、断熱性の改善や自然エネルギーの利用を取り入れた。内装材には健康にも良く、廃棄された時に問題のない自然素材を優先して選んだ。

断熱による省エネルギー

暖房エネルギーを減らすため、天井裏に断熱材を入れ外壁には外側から断熱を施した。窓は熱が最も逃げやすい場所なので、これまでのサッシを生かして別なサッシを加えたり、複層ガラスの入った高断熱サッシを採用した。

 

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