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栗本 智代

2007年08月01日

大阪まちひと探訪(10)〜(15)

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2007年08月01日

栗本 智代

都市・コミュニティ

地域活性化

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フジサンケイビジネスアイ掲載コラム

ページ内にあります文章は抜粋版です。
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「待ってましたっ! 」「いよっ!松嶋屋」「成田屋! 」。大阪道頓堀にある松竹座の「七月大歌舞伎」の前触れ行事である「船乗り込み」が今年も華々しく行われた。6 月2 8 日の午後、七月公演に出演する片岡仁左衛門さん、片岡秀太郎さん、市川海老蔵さんをはじめとする役者や後援者を乗せた和船は、太鼓や笛の囃子( ルビ:はやし) を響かせながら、土佐堀川の淀屋橋から道頓堀川の戎橋まで約3 キロを巡行した。ビルの窓から手をふる社員、橋の上から紙ふぶきを投げる人など、この恒例行事を楽しみにしている地元民は少なくない。川岸や橋の上のファンに挨拶や口上が述べられると盛大な拍手が沸き起こった。かつて江戸期を中心に道頓堀は日本最大の芝居街であり、「船乗り込み」は大正期まで盛大に行われていた。しかし、関西在住の役者が次々東京へ移り住むと同時に歌舞伎上演の機会が少なくなり、上方歌舞伎の灯が消えてしまいかねないほどになった。そこで歌舞伎への気運を盛り返そうと、昭和五十三年十二月、現在の「関西歌舞伎を愛する会( 以下、「愛する会」)」が結成される。当初は「関西で歌舞伎を育てる会」といい、大阪の民間労働組合(大阪民労協) を中心に、経済界や行政、文化人とともに、関西の歌舞伎界を応援し、ファンを増やす活動に踏み切ったのである。昭和五十四年、「船乗り込み」が五十五年ぶりに復活、以降、大阪に夏の訪れを告げる風物詩となっている。「愛する会」事務局長の川島靖男さんは、「今月の公演は、すべてが関西を舞台とした演目です。関西がお芝居ゆかりの宝庫だと感じていただけるはずです。歴史や文化にも思いをめぐらしていただければ幸いです。」今日の「船乗り込み」は、東京の役者を呼び戻し「まれびと」として帰ってくるのを、水を介して迎え入れる儀式・祭礼として大きな意味をもつ。水都大阪における川の役割や可能性を再認識させる契機にもなっている。

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