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情報誌CEL

吉原 馨子

2004年09月30日

生ごみ堆肥化は暮らしの何を変えるか?

作成年月日

執筆者名

研究領域

カテゴリー

媒体(Vol.)

備考

2004年09月30日

吉原 馨子

エネルギー・環境

環境対応

情報誌CEL (Vol.70)

ページ内にあります文章は抜粋版です。
全文をご覧いただくにはPDFをダウンロードしてください。

我が家の生ごみ堆肥化

 野菜を切る。玉ねぎの皮など、乾いた部分は『燃えるごみ入れ』へ。芯など湿った部分はテラコッタ製の『生ごみ入れ』へ。食後、デザートにむいた果物の皮も生ごみ入れに。スイカなどの皮は、大きいままでは腐りやすいため、細切りにする必要がある。家族の歯形の残った食べ残し部分を始末するのは何となく嫌なので、食べる前に皮の細切りまでやってしまう。湿り気の多い茶殻などは、古新聞などに包んでから『生ごみ入れ』へ。食べ残しや流しに溜まったごみも古新聞などに包み、また別の入れ物に仮置きする。

 生ごみが溜まると、ベランダに置いたミミズ箱に放り込む。中のミミズは、シマミミズといって、土中に生息するフトミミズなどと違い、生ごみをそのまま食べる種類であり、購入したものである。木箱の蓋を開け、様子を窺う。生ごみが形をほとんど失い、しいんとしていると、『ああ、調子良さそうだな』と思う。培土を混ぜてみて、ミミズがくねくねと動き回ると嬉しくなる。アンモニアの混ざったムッとした臭いがすると、要注意。かき混ぜてみると、きっとアメリカミズアブの幼虫(ありていにいえばウジ虫である)がいる。

 一方、調理済みの食べ残しはシマミミズが嫌うので、乾いた土と混ぜて水分調整した後で、庭の草木や芝生の刈ったものなどを詰め込んだコンポストの片隅を空けて、押し込む。こちらは、わざわざ買うまでもなく、自然にどこからかミミズがやってきて元気いっぱいに分解作業をしてくれている。最後に、生ごみ入れをブラシで洗う。ほっと一息。ちょっと清々しい気分になる。

 

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