大阪ガスネットワーク

エネルギー・文化研究

  • サイトマップ
  • お問い合わせ

CELは、Daigasグループが将来にわたり社会のお役に立つ存在であり続けることができるように研究を続けています。

  • DaigasGroup

JP/EN

Home > 論文・レポート検索 > 豊かな英国式暮らしに欠かせない暖炉の魅力

論文・レポート検索

Search

情報誌CEL

井形 慶子

2005年03月15日

豊かな英国式暮らしに欠かせない暖炉の魅力

作成年月日

執筆者名

研究領域

カテゴリー

媒体(Vol.)

備考

2005年03月15日

井形 慶子

エネルギー・環境

エネルギー・ライフスタイル

情報誌CEL (Vol.72)

ページ内にあります文章は抜粋版です。
全文をご覧いただくにはPDFをダウンロードしてください。

自然に和んだ空間を生み出す暖炉の炎

 年に何度となく渡英する私は、昨年のクリスマス期には、バース郊外のユニークなB&B(民宿)に滞在しました。そこは一〇〇年もの間、水車小屋として使われていた建物で、五年前から持ち主がB&Bを開業したのですが、床下を川が流れるなど、建物のあちこちに、歴史の重みを感じるような風格のある宿でした。

 私が訪れた日、宿の息子さんたちは別のところで過ごしていたので、奥さま一人で私たちのほかに二組の客の相手をしていました。内訳はオランダからやってきた夫婦と、スコットランドから来た夫婦でした。

 ご存知のとおり、イギリスのクリスマスでは、親しい家族が集まってクリスマスランチやディナーをとります。子どもたちがいる家庭では、暖炉があるリビングルームに集まって、その年のプレゼントを開けるのです。

 その日に初めて会った私たち六人は、夕方六時ごろから奥様が振る舞ってくださったディナーをいただきました。昨日まで知らなかった人たちが食卓を囲むのですから、最初は多少遠慮や居心地の悪さもありました。

  ところが食事が終わり、二階に上がって、天井の低いリビングルームでお茶やお酒を楽しむうち、自然に和んできたのです。その功労者は、その部屋の古い暖炉でした。話によると、この暖炉は、この建物が建った一〇〇年前に作り付けで作られたものでした。

 

  • U−CoRo
  • 語りべシアター
  • 都市魅力研究室
  • OMS戯曲賞
Informational Magazine CEL

情報誌CEL

【特集】ウォーカブルの本質を考える

近年、「ウォーカブル」という言葉をよく耳にします。 まちなかを車中心から人中心へ...

バックナンバーを見る
  • 論文・レポート・キーワード検索
  • 書籍・出版
  • 都市魅力研究室
  • FACEBOOK

大阪ガスネットワーク(株)
CEL エネルギー・文化研究所

〒541-0046
大阪市中央区平野町4丁目1番2号

アクセス