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情報誌CEL

御船 美智子

2005年09月30日

現代生活者のライフスタイルと生活意識の実像

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2005年09月30日

御船 美智子

住まい・生活

ライフスタイル

情報誌CEL (Vol.74)

生活者の意識と行動調査はこちら

ページ内にあります文章は抜粋版です。
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生活を観察する視点

 ライフスタイルや生活意識を問題にする際の「生活」概念は、重層的・多元的構成を持つ。生活は伝統的には「衣食住」といわれてきたが、『家計調査(二〇〇四年)』の全国・全世帯データから消費支出に占める衣食住の割合を計算すると、食料費七万一一六円、住居費一万九四七四円、光熱費二万九九〇円、被服及び履物費一万三五七二円の合計額一二万四一五二円は、消費支出の四一パーセントにすぎない。全国・勤労者世帯では、衣食住の合計額一二万八六三一円は消費支出の三九パーセント、可処分所得の二九パーセントにすぎない。一方、貯蓄は可処分所得の二六パーセントを占め、衣食住に匹敵する。家計調査分類は、衣食住以外に家具・家事用品、保健医療、交通・通信、教育、教養娯楽、その他の消費支出、貯蓄があり、衣食住以外が七割を占めている。

 生活を体系的に分類する新国民生活指標は、活動領域を「住む」、「費やす」、「働く」、「育てる」、「癒す」、「遊ぶ」、「学ぶ」、「交わる」に八分類し、衣食住の住のみが明示されている。また、生活行動を時間軸から明らかにする『社会生活基本調査』では、?睡眠、?身の周りの用事、?食事、?通勤・通学、?仕事、?学業、?家事、?介護・看護、?育児、?買い物、?移動、?テレビ・ラジオ・新聞・雑誌、?休養・くつろぎ、?学習・研究、?趣味・娯楽、?スポーツ、?ボランティア活動・社会参加活動、?交際・付き合い、?受診・療養、?その他に小分類され、衣食住の食のみが明示されている。生理的必要活動(一次活動?〜?)、社会生活上の義務的活動(二次活動?〜?)、余暇活動など(三次活動?〜?)と大分類される。

 

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