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情報誌CEL

弘本 由香里

2006年03月25日

大阪・上町台地発 都心居住文化の創造へ(第7話) 都心の新規集合住宅居住者が地域・文化の主体となるには

作成年月日

執筆者名

研究領域

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媒体(Vol.)

備考

2006年03月25日

弘本 由香里

都市・コミュニティ

地域活性化

情報誌CEL (Vol.76)

ページ内にあります文章は抜粋版です。
全文をご覧いただくにはPDFをダウンロードしてください。

はじめに

 都心集合住宅をインターフェイスに、都心居住者が地域に点在する空間資源や営みとつながっていくことはできないだろうか。地域との関係性の中で、相互の生活価値を高めていくことはできないだろうか。都心集合住宅が持つ空間資源を地域における共的な資源へと転化していくにはどうすればよいか。「都心集合住宅を活用した地域コミュニケーションデザイン」は可能か。上町台地に立地する大阪ガスの実験集合住宅「NEXT21」(※1)をケーススタディの対象として、「上町台地コミュニティ・ビジネス研究会(以下上町CB研究会)」(※2)を母体に「上町台地からまちを考える会」(※3)や京都大学大学院工学研究科都市環境工学専攻居住空間学講座高田研究室(以下高田研究室)の協力を得て、実践的提案の検討に取り組んでいるところである(写真1)。

 遡ること十数年前、都心の集合住宅において、環境と協調しながらいかにゆとりある生活を確保できるかにチャレンジし、誕生した実験集合住宅「NEXT21」。誕生から現在に至る一〇年余の年月は、ちょうど二〇世紀末から二一世紀初頭に重なり、社会・生活環境の激変期に相当している。いうまでもなく、今、サスティナブルな住まい・住環境・ライフスタイルの形成を促していくことが住宅・都市政策上の最大の課題であり、住宅・建築ストックとしての「NEXT21」にいっそう期待されるテーマともいえるだろう。