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情報誌CEL

京 雅也

2008年10月01日

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2008年10月01日

京 雅也

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情報誌CEL (Vol.86)

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この十年ほどで最も変化したことと言えば、携帯電話が各世代に一気に普及したことだろう。電車の中でも、最近では子どもから年配の人までが男女を問わず、一心に小さな画面を見ながら指を動かしている。手の中の小さな端末で、誰もが外界とつながっている。逆に周囲の世間は意識の中にはないようだ。

 私自身、初めて携帯電話を手にしたときに、どうだっただろうか。便利さに結構うきうきしていたように思う。ただし、その利便性にもすぐに慣れて、以前のこと、例えば公衆電話がどこにあるかを知っていたり、いくつもの電話番号を空で言えたりしたことも、しばらくするとすっかり忘れてしまった。

 学生の頃にテレビゲームが流行り、日本語ワープロ、そしてパーソナルコンピューターを使いこなすようになった。いま四〇〜五〇代の人は、そうした進化を同時代的に体験してきた。さらに、携帯電話やメール、インターネットの普及にともなって、まさしく情報社会に身を置くようになった。

 しかも、それは世界的に同時に進行した。グローバル化が進み、情報の行き来が地球を小さくした。でも、便利になって、今度は忙しくなった。金融・証券系など、世界の情勢変化を逐一追いかける人たちは、二四時間三六五日、心がやすまる暇がないのではないか。かつてIT化が進めば省資源になるし、時間的にも余裕のある勤務ができるようになると言われた。しかし現実はどうだろうか。