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情報誌CEL

山本 貴代

2023年03月01日

未来ブラリ  第7回 働くママの未来を考える。育児休業と復職

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2023年03月01日

山本 貴代

住まい・生活
都市・コミュニティ

ライフスタイル
コミュニティ・デザイン

情報誌CEL (Vol.132)

ページ内にあります文章は抜粋版です。
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日常はコロナの蔓延で一変。急ぎ足でやってきた少し先の未来を、欲望・行動・価値観の観点から女性の視点で解読。本音を探るアンケートから、新たな気づきを発見するコーナーです。

育児休業の実態はいかに

この数十年で、働くママを取り巻く環境は激変し、さまざまな育児支援制度が整いつつあります。しかし、前回の調査で、制度が整ってもなかなか妊娠が言いだせない現状があったように、ママたちにとって、本当に働きながら子育てしやすい世の中に変わってきているのでしょうか。社員が安心して育児休業(以下、育休)を取り、復職できる環境を企業側はどう作っていけるのか。今回は、新米ママたちに育休の現状と復職への思い、それを受けたベテランママの意見も併せて調査しました。

まず、仕事から離れ初めての育児に奮闘する新米ママたちに、育児の「大変さ」について聞くと、「目が離せない」「離乳食」「夜泣き」がベスト3で「自分の時間が取れない」「仕事との両立が大変」(何人かは仕事復帰済み)と続きます。育休の日々は、思っていたものとは違ったという人が半数以上。「もっとゆったりと過ごせると思っていた」「休暇というけれど休暇じゃなかった!」。これは今も昔も同じでしょうか。

夫の育児協力に対する妻の本音は

では、夫の「育児関与具合」についてはどうでしょう。新米ママは、不満はない(ない+どちらかといえばない)が73%ですが、ベテランママは52%でした。昔よりは、夫は育児に関与しているのでしょう。でも、実際、育休を取った夫は全体の4割程度。制度はあるのに、男性にとっては取りにくい休みのようです。内訳を聞けば、8ヶ月育休を取って夫婦ともに仕事復帰した人は1人、あとは「2ヶ月(3人)」「1ヶ月(2人)」「1週間(1人)」「5日間(1人)」「退院後数日(1人)」。取り方は、制度を利用したり有給休暇を消化したりとまちまちでした。「負担は軽くなりました。わからないことを一緒に考えていけたことがよかった」とは夫が1ヶ月育休を取ったママの弁。けれど、まだまだ妻任せの夫が多いようで、「理想の夫の育児協力」について聞くと、さまざまな思いが噴き出てきました。「協力ではなく、同じ熱量で育児に参加してほしい」「育休をとっている私が全てやると思わないで」

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