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情報誌CEL

山下 満智子

2010年10月01日

生活意識調査2010 食分野から

作成年月日

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研究領域

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媒体(Vol.)

備考

2010年10月01日

山下 満智子

住まい・生活

食生活
ライフスタイル

情報誌CEL (Vol.94)

ページ内にあります文章は抜粋版です。
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−はじめに−
 2010年「これからの住まいとライフスタイルに関する生活意識調査」の食生活分野では、食生活上の不満が「安全・安心」から、再び「栄養のバランス」へと大きくゆり戻された。中国産冷凍餃子や冷凍野菜の残留農薬事件が風化し、関心が薄まった結果であろう。また、男性の調理頻度の着実な増加、それに比例して「調理が嫌い」や「面倒感の増大」が確認された。本調査のトピックスならびに概要を報告する。

−主なトピックス−
●食生活の不満は、「安全・安心」から、再び「栄養のバランス」へ大きくゆり戻された。
●週1回以上調理をする男性3割、女性は9割。男女による調理頻度にはまだ大きな開きがある。しかし30代、40代男性の調理をしない・したことがない割合は3割以下に減少し、男性の調理頻度は確実に増えている。
●一方、男性で調理が嫌いの割合が大きく増加し、面倒感も増大している。
●食生活上の環境行動では、「ゴミを分別してリサイクル」を6割がよく実践している。
●野菜の栽培は、3割弱が実践。栽培場所は、60代は家庭菜園、40代、50代女性はベランダ、50代男性では家が農家であった。
●「野菜を栽培している」と「環境に配慮した生活を送っている」に相関が見られる。
●食料問題は「心配でない」が5%。一番の心配は、自給率と食料の安全性であった。

−(1)食生活上の不満 「安全・安心」から再び「栄養のバランス」へ−
 食生活全般への満足は、78.8%、不満6.1%であった。生活全体への充足度60.9%に比べて、食生活全般への満足度は引き続き(2005年75.5%、2009年78.3%)高い(図1)。年齢別では、他の世代に比べ20代で、女性の満足71.7%と低く、男性の不満11.9%と高い。一方60代では女性86.7%、男性85.9%と満足度が高く、女性1.6%、男性3.1%と不満の割合が極めて低い。
 食生活で不満な点は、「栄養のバランス」35.1%、「安全・安心」24.9%、「経済性・節約できない」22.9%、「農薬など」15.1%、「手間がかかる」11.8%、「分別収集が面倒」11.2%、「生ゴミの処理」10.5%の順であった(図2)。
 「栄養のバランス」を食生活で不満な点とするのは、20代女性で49.2%と高く、ついで40代女性40.5%、30代女性37.1%、20代男性36.6%と続き、60代では男女ともに低い。「安全・安心」は、50代女性37.7%や60代女性33.6%で高く、20代男性9.9%や30代男性17.9%で低い。「経済性・節約できない」は、40代女性32.4%、50代女性29.8%、20代女性29.2%、30代女性25.0%の順に高く、男性では、20代24.8%、40代20.7%と高い。「農薬など」は、50代女性21.9%、30代女性20.7%、60代女性19.5%の順に高く、20代では男性4.0%、女性8.3%と低い。「手間がかかる」は、40代女性21.6%、20代女性20.8%で高く、男性では、20代12.9%、50代10.3%で高い。「分別収集が面倒」は、30代男性15.4%、60代男性14.1%、20代男性13.9%、40代男性13.2%の順に高く、全般的に女性で低い。「生ゴミの処理」は、30代女性15.5%、60代男性13.3%、30代男性12.8%の順に高い。