
CEL
2005年03月15日作成年月日  | 
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                   2005年03月15日  | 
                CEL  | 
                 エネルギー・環境  | 
                 エネルギー・ライフスタイル  | 
                情報誌CEL (Vol.72)  | 
                
                
                
                
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生活環境を豊かにする「火」
暖炉やストーブは、もともとはヨーロッパで生まれたものだけに、海外製品にデザインが優れたものが多いのは、その歴史を考えると当然かもしれない。ドイツにあるヴォトケ社のペレットストーブも、まさにそれを証明する優れたデザインで欧州圏でも人気のある商品となっており、菅家設計室では、代理店の資格をとっただけでなく、自社で設計する物件には積極的にこのストーブを採用している。
「もともとはドイツに研修旅行へ行った際、日本にはない、そのおしゃれなデザインに惚れこんで、自分の設計する家におさめたいと思ったのが採用のきっかけです」と菅家設計室代表の菅家克子氏。確かに、近代的なデザインに独特の色調が印象的なドイツのヴォトケ社製のペレットストーブは、排気のための煙突も背後にあって正面からは見えないため、表側のガラス窓越しに見える「火」がなければ、ストーブかどうか分からないほどスタイリッシュである。
さらにペレットは、廃材などを粉砕・圧縮した固形燃料で、非常に扱いやすく、また形状・含水率が一定であるため自動運転装置に適していて、環境に優しいエネルギーでもある。「環境にいい、という話は結果です(笑)。でも、採用を決めた施主さんには、とても喜ばれています」。
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