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情報誌CEL

星 幸佑

2019年07月01日

オフィスが創る「新・世代間協業」 ふるまいを変えれば、働き方が変わる

作成年月日

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媒体(Vol.)

備考

2019年07月01日

星 幸佑

都市・コミュニティ
住まい・生活

コミュニティ・デザイン
地域活性化
ライフスタイル

情報誌CEL (Vol.122)

ページ内にあります文章は抜粋版です。
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働き方改革がさけばれるなか、見逃されがちなのが、働く人々相互の関係性の問題だ。
なかでも、技術や労働意識の変化に起因する世代間ギャップの解消は、喫緊の課題といえる。
年代を超え、幅広いニーズや価値観をもった個人が集まって協業するには、何が必要なのか?
そのための、ひとつのカギになるのが"場所"というファクターかもしれない。
さまざまな年代や個性が集うオフィスで、人と人を有機的に結びつける新たな試み。
その答えを、目に見える形で提示しようとする先進的な挑戦を取材した。


先駆者として、
すべてを見せるという覚悟

これから、オフィスのイメージが大きく変わることになるかもしれない。
そう思わせるようなイノベーションや流れは、これまでも何度かあった。IT技術の進展でフリーアドレスがあらためて脚光を浴びたり、ライフステージの多様化といった観点からテレワークの導入が話題になったりしたときもそうだ。けれども、本当にそうなっているだろうか?これらはもちろん大きな変化ではあるが、ごく一部の当事者にとっての変化にとどまっているようにも見える。ほとんどの人はいまだにこれまで通りの「働き方」を続けているのが現実だろう。
そんななか、すでに大きく変わりつつある「仕事」を目に見えるものに再定義する挑戦が始まっている。
オフィスづくりを手がける株式会社イトーキは、2018年12月に新しい本社オフィスを東京・日本橋に開設した。背景には、多くの企業が共通して直面する「働き方改革」がある。けれども、新しいオフィスにイトーキが求めたのは、単に社員の労働環境を改善したり、労働時間を減らしたり、それにともなう多様な働き方を推進したりといった「形」だけにとどまらないものらしい。オフィスや会社の仕組みに「動かされる」のではない。そこで働く一人ひとりが自律性を高め、そのことが生産性を向上させる。意識と行動そのものを変えるための取り組みとしてのオフィスづくりを目指しているのだという。「ITOKI TOKYO XORK( イトーキ トウキョウ ゾーク)」という名称をもつこの新オフィスは、自社のなかから社員の働き方を変え、それを外部にも広く公開していくという実証実験の場でもある。現在進行形で行われつつある「変革の場」で今、何が起きているのだろうか?