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エネルギー・文化研究

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情報誌CEL

CEL

2007.03 Vol.80「まちづくりと地域ブランド」

 ブランドとは、元来、自分の家畜を他と識別するために押された焼き印を意味する言葉であったという。その後派生して、企業活動分野において広く用いられ、今では、商品やサービスを他と識別するための名称やシンボルマークにとどまらず、企業イメージまでもがブランドと称されているようだ。企業はブランドを通して一定の品質や特徴を持つ商品やサービスの提供をお客さまに約束し、一方、お客さまはブランドを通して、そのような商品やサービスの提供をその企業に期待している。このようにブランドは、いわば企業の約束履行を保証する信頼の証としての役割をも果たしている。
 近年、各地で「地域ブランド」を起爆剤とするまちづくりやまちの活性化の動きが盛んである。その地域ならではの特徴や価値をブランドとして確立することによって、ビジターの誘引や賑わいの創出に結びつけようとする取り組みである。持続的に地域のブランド価値を創造し拡張していくプロセスは、その地域における生活文化の洗練や経済の活性化にも繋がり、住民の"わがまち"に対する誇りや愛着心を育み、住民自身が内発的にまちづくりや地域活動に取り組む契機にもなり得る。いわば地域力を引き出す、まちづくり戦略の有力な手段として注目を集めているのである。  
 我が国の経済は、好調な企業業績に支えられて、「いざなぎ景気」の拡大期間を越えなお拡大基調にあるようだ。しかし、一方で、急速な少子高齢化の進展やグローバル化にともなう社会経済情勢や産業構造の変化などにより、地域経済を取り巻く状況が厳しさを増しつつあることがその背景にあるようだ。
 今回の特集では、あらためて今、なぜまちづくりにおいて「地域ブランド」に熱い期待が寄せられているのか、本質的な役割を問うとともに、その実情や具体的事例を追いながら、「地域ブランド」展開の可能性と方法論、まちの活性化における意義を探ってみることとした。

真名子敦司(CEL所長)

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発 行:大阪ガス(株) エネルギー・文化研究所
編 集:(株)平凡社