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情報誌CEL

金澤 成子

2022年03月01日

長寿社会のニューノーマルな「幸せ」

作成年月日

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媒体(Vol.)

備考

2022年03月01日

金澤 成子

住まい・生活
都市・コミュニティ

ライフスタイル
コミュニティ・デザイン
地域活性化

情報誌CEL (Vol.130)

ページ内にあります文章は抜粋版です。
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新型コロナは、高齢化時代における社会と経済の弱点を改めて浮き彫りにしています。今号では、これから日本が迎える長寿社会を、私たちがどのように歩いていくべきなのか、有識者のお話や先駆的な事例を通じて考察しました。
高齢者が自身で最期を選択する意思を尊重し、これからは「地縁」より「選択縁」が重要になることや、「在宅ひとり死」を含め、自分らしい幸せな最期を迎える方法を提言した社会学者の上野千鶴子氏。地域で介護・医療をつなぐ「縁側」としての寺の役割を見直し、「終活」サポートで、世代を超えて死生観を育む大蓮寺の秋田光彦氏。「自立支援型」という新たな介護スタイルで、コミュニティづくりと持続可能な社会システムの実現に挑戦し続けるデイサービス「ポラリス」の森剛士氏。その活動や提言の根底にあるのは、多様化する個の尊厳です。
今回のコロナ・パンデミックで、定年制など日本的雇用システムの課題が改めて顕在化し、リンダ・グラットンらが提唱した「3ステージ(教育→仕事→引退)からマルチステージへの生き方・働き方の変化」がますます注目を浴びています。「マルチステージ」の生き方・働き方とは、一人ひとりが異なる人生を歩み、年齢にかかわらず活躍できる、真のエイジレス社会を実現することではないかと思います。私の周辺の「均等法第一世代の女性」たちも、これまで自らがロールモデルとなり、企業で働き方を開拓してきたのですが、定年に拘ることなく、次のステージに向けて、すでに新たな生き方(転職など)を始めている人もいます。今後、企業も「働き方改革」を通じて、社員が自由に「生き方」を選択できる環境整備が必要なのではないでしょうか。
高齢者に限らず、社会そのものもフレイル(不活発)化させた新型コロナは、私たちに人とのつながり(社会性)の大切さを改めて思い知る機会をもたらしました。福岡市が「暮らすだけで健康になれるまち」を目指し、産官学民連携で、ベンチを設置することで高齢者も安心して外出しやすくなるベンチプロジェクトを実践中です。これからの長寿社会には、社会や人生における居場所を「心のベンチ=拠りどころ」として、自ら創造していくことが必要であり、それを成し遂げた者が、幸せな最期を迎えられるのではないでしょうか。

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