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情報誌CEL

朝原 宣治
橋口 博一
田中 雅人

2020年07月01日

日本のスポーツ育成はどう変わったか −大阪ガスの指導者が語る教育と学び

作成年月日

執筆者名

研究領域

カテゴリー

媒体(Vol.)

備考

2020年07月01日

朝原 宣治
橋口 博一
田中 雅人

都市・コミュニティ
住まい・生活

コミュニティ・デザイン
地域活性化
ライフスタイル

情報誌CEL (Vol.125)

ページ内にあります文章は抜粋版です。
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組織の活動――想像・創造する学び
日本のスポーツ育成はどう変わったか
――大阪ガスの指導者が語る教育と学び

都市対抗野球大会・社会人野球日本選手権大会で、チームを創部以来の悲願であった優勝に導いた大阪ガス硬式野球部監督・橋口博一氏、北京オリンピック男子陸上4×100メートルリレー銀メダリストで、現在は「NOBY T&F CLUB」で次世代のアスリート育成に尽力する朝原宣治氏。二人の指導者が考えるスポーツ界での教育と学びの変化とは? 現・大阪ガス硬式野球部部長で、朝原選手の私設応援団に始まり、その後の朝原氏の活動にも長年関わってきたエネルギー・文化研究所ダイレクター田中雅人を交え、現場での実践を大いに語ってもらった。

はじめに
――日本のスポーツ界に起こっている変化

田中 近年、わが国のスポーツ界では幅広い競技で、世界を舞台に戦える力を持ち、海外のプロチームで活躍する選手が珍しい存在ではなくなってきました。
また、そうした選手たちが堂々たる態度で勝利者インタビューに応え、自身の意見を的確に話す姿は、従来あったアスリート像から変わってきていると感じます。
これは私の仮説ですが、こうした日本のスポーツ界の変化の根底には、かつての根性論といいますか、精神性に基づいた指導が行われていた時代に比べ、教える側の選手の育成方法と、学ぶ側の姿勢の両面が大きく変わったことがあるのではないか、と思っています。
では具体的に何がどう変わっているのか。今回は橋口博一さんと朝原宣治さんにお話を伺います。

目標をより高いところに置くことで、意識も変わる
田中 まず、橋口さんにお聞きします。創部以来41年の歴史のなかで5回の準優勝を果たしながら優勝経験のなかった硬式野球部を、監督に就任されてすぐ2年連続で日本一に導かれたのは本当に素晴らしいことだと思います。この2年でチームの雰囲気もガラッと変わったという印象ですが、これは教え方をこれまでと変えたからでしょうか。
橋口 私自身は特に何かを「教えている」という意識はないですし、チームの戦力が大幅に変わったわけでもないと思います。ただ、監督に就任して選手たちに「我々は連覇をするチームを作る」と言ったんです。一回だけ勝つチームになってもしかたがない、常勝チームになるんだ、と。まだ一回も優勝していないのに(笑)。