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情報誌CEL

当麻 潔

2013年11月01日

Part2 若者の「生きる力」を育むには

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備考

2013年11月01日

当麻 潔

住まい・生活

食生活
消費生活
その他

情報誌CEL (Vol.105)

ページ内にあります文章は抜粋版です。
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今後の持続可能な社会づくりのためには、社会を担う青年層の「生きる力」を育むことが重要である。その育成のためにNPO法人LEAFとCELが共同開発した、年間を通じて第一次産業分野での学びが体験できるプログラムが始動した。


第一次産業を基盤とした総合的な学びの社会デザイン


子どもたちの「生きる力」を育む機会が必要


児童・青年層の「生きる力(人間力・生活力)」が弱体化している。その原因として、「自然や地域社会と深く関わる機会の減少」、「集団生活の不足」などが挙げられる。では、彼らの感性や生きる力を育むには、なにが必要なのだろうか。まず考えられるのは、現在の若年層に不足している、自然体験、生活体験、社会体験である。
大阪ガス(株)エネルギー・文化研究所(CEL)は、NPO法人こども環境活動支援協会(LEAF)(*1)と協働し、持続可能な社会づくりを担う青年層(小学生〜大学生)を育成するため、農・林・水産業などの第一次産業分野での総合的な体験学習の機会を創出し、生活力を育む学びの社会デザインの研究を2011年度から行ってきた。第一次産業を担う「農林水産省近畿農政局」、「兵庫県農政環境部」、「兵庫県漁業協同組合連合会」、「兵庫県森林組合連合会」、「兵庫六甲農業協同組合」、「生活協同組合コープこうべ」にもメンバーとして参加していただき、研究会を設置して、協働で学びの社会デザインと体験プログラムを検討した。

まず、第一次産業および食を巡る課題を抽出し、次に、将来を見据えた学びの社会デザインを検討するため、50年後の社会像の概観を取りまとめた。各団体・機関が行っている体験学習の課題の抽出も行い、総合的な生活力を育むための学びの要素、学びの社会デザインの検討、そして、第一次産業を基盤とする学びの体験学習プログラムを策定した。以下、その概要を紹介する。


(*1)兵庫県西宮市を拠点に市民・事業者・行政の連携で、食・農・自然・環境などの社会的課題に取り組み、持続可能な社会システムづくりを目指しているNPO。

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