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情報誌CEL

高橋 裕

2004年12月25日

都市における水辺再生の意義

作成年月日

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2004年12月25日

高橋 裕

都市・コミュニティ

まちづくり

情報誌CEL (Vol.71)

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駿河湾の海辺

 静岡県興津町(現静岡市清水興津)に生まれた私は、駿河湾の一角である興津の砂浜を決して忘れることはないであろう。夏は毎日のようにこの砂浜へ行って泳ぎ、燈籠流しを眺めて夕涼みを楽しんだ。駿河湾を抜きにして私の幼少時代は考えられない。三保を近景に、長く横たわる伊豆半島を遠景に海辺に連なる東海道の街並みは、万葉時代から歴史の重みと深い文化の香を漂わせている。この最大の演出者は、湾岸を洗う波であり、遠景の極致とも言える富士山である。

 その興津海岸も、高度成長期に清水港に取り込まれ、海にはバイパス道路が築かれ、西園寺公が愛でた「坐漁荘」の海は埋め立てられ、かつての袖師の海水浴場も、興津の砂浜も失われた。失われて初めて私たちは、海辺の街の価値を知る。海辺、川辺、湖畔においてこそ人間と自然は触れ合い、語り合う、かけがえのない機会を持つ。

安倍川と静岡市

 一九三五年、私は興津町から静岡市へ引っ越した。静岡市は久能山東照宮と駿府城、そして安倍川の街であり。名物はわさび漬けと安倍川餅であった。少年の頃の私にとって、安倍川は大河であった。家から三〇分ほど歩くと安倍川に到達したが、まずその川幅に圧倒された。それよりも安倍川は市民の膝元にあった。

 

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