わたしたちが暮らす“上町台地”。古代から今日まで絶えることなく、人々の営みが刻まれています。天災や政変や戦災も、著しい都市化も経験しました。時をさかのぼってみると、まちと暮らしの骨格が浮かび上がってきます。自然の恵みとリスクのとらえ方、人とまちの交わり方、次世代への伝え方…。過去と現在を行き来しながら、未来を考えるきっかけに、U-CoRoプロジェクトStep2では、壁新聞「上町台地 今昔タイムズ」を制作し上町台地の数ヶ所で実験的に掲示する活動を展開しています。
Vol.15 2020年 秋・冬号
かつて聖徳太子が四天王寺を開き、窮民を救ったとされる悲田院が、日本の社会福祉の始まりと言われます。時代は下り、近世から激動の近代へ、大都市・大阪では社会の歪みが拡大し、人々はさまざまな苦難に直面しました。そこに、深い感性と見識を持つ、官民のキーパーソンたちが立ち上がり、未来を閉ざす問題の本質を捉え、自立へ導く多彩な社会事業を構想し実践していきました。コロナ禍の今こそ、学ぶべき足跡がこの地には深く刻まれているのです。
vol. |
発行年月 |
タイトル |
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15 | 2020年 秋・冬号 | 「遥かなる社会福祉の源流から、激動の近代を支えた社会事業の奔流へ、その先へ...」(PDF) |
14 | 2020年 春・夏号 | 「上町台地から想いを馳せる、“共”の知としての災害史と文化」(PDF) |
13 | 2019年 秋・冬号 | 「“超時空遺産”上町台地 博覧会時代 モダン大阪に煌めいた若き才能たちの光跡」(PDF) |
12 | 2019年 春・夏号 | 「上町台地から見はるかす 博覧会“百年の計”で築いた大阪とは」(PDF) |
11 | 2018年 秋・冬号 | 「足下に眠る“上町台地バレー” まちづくりの魁(さきがけ)・ものづくりの都が姿を現す」(PDF) |
10 | 2018年 春・夏号 | 「稀代のなにわ名所案内人 暁 鐘成 と再びめぐる 上町台地 食が結ぶ高低・聖俗交わりの風土」(PDF) |
9 | 2017年 秋・冬号 | 「はじまりは上町台地 “知”を運ぶ本のまち・大阪の軌跡をたどる」(PDF) |
8 | 2017年 春・夏号 | 「有為転変、世情によりそい願いを映し よみがえるお地蔵さんとまちの暮らしの縁起」(PDF) |
7 | 2016年 秋・冬号 | 「伝説の生玉人形とたどる ものづくりと文化の原風景」(PDF) |
6 |
2016年 春・夏号 |
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5 |
2015年 秋・冬号 |
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4 |
2015年 春・夏号 |
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3 |
2014年 秋・冬号 |
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2 |
2014年 春・夏号 |
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1 |
2013年 秋・冬号 |