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新着情報

研究報告

弘本 由香里

2026年07月16日

大阪公立大学&大阪ガスネットワークCEL共同研究 報告会〈新たな都市居住文化を育む、潜在的グリーンインフラの可能性を探る〜上町台地界隈をフィールドに〜〉を開催しました

作成年月日

2026年07月16日

執筆者名

弘本 由香里

備考


大阪ガスネットワーク エネルギー・文化研究所(CEL)は、大阪公立大学と取り組んだ共同研究「新たな都市居住文化を育む、潜在的グリーンインフラの可能性を探る〜上町台地界隈をフィールドに〜」の報告会を、7月4日(土)午後、上町台地に立地する実験集合住宅NEXT21ホールを会場に開催しました。

大阪・上町台地界隈は、都心部に位置すると同時に縁辺部との境界域にあり、歴史的に多様な土地利用が重層し、大変興味深い空間文化が形づくられてきました。

本共共同研究は、近年、同エリアにおいて顕著に見られる都心回帰・都心居住の動向も踏まえ、台地の微地形や民有地や建築空間を含む細やかな緑、これらを活用したコミュニティ活動等を「潜在的グリーンインフラ」と位置づけ、新たな都市居住文化を育むための、潜在的グリーンインフラの可能性を多面的に探ることを目的に取り組んだものです。

去る2月に近隣の方々等にお越しいただいて実施した、3D都市モデルによる可視化等の先行プレゼンテーションに続き、今回(7月4日)の報告会では、共同研究の全体像をお伝えするため、「上町台地界隈の空間文化誌」の読み解きをプロローグに、柱となる3つのアプローチ「潜在的グリーンインフラの景観分析と価値づけ」、「3D都市モデルを用いた潜在的グリーンインフラの可視化」、「潜在的グリーンインフラの都市型食・農資源としての可能性の検討」について、相互の関係性を踏まえながら、各担当者からご報告させていただきました。

また、コメンテーターとして武田重昭・大阪公立大学大学院農学研究科教授をお迎えし、歴史と現在・未来をつなぎ、オープンデータを市民のツールとして活かし、潜在的グリーンインフラの可能性を拓くきっかけとなることを期して、限られた時間ではありましたが、ご参加のみなさまを交え意見交換を行いました。

 

■日時: 2026年7月4日(土)14:00〜16:30 ※多少延長

■会場:実験集合住宅 NEXT21  2階ホール(大阪市天王寺区清水谷町6-16)

■会場参加者数: 約50名(関係者を含む) 



■プログラム:

・開会・研究代表者からご挨拶 

    高木悠里(大阪公立大学大学院工学研究科都市系専攻講師)

・プロローグ:研究フィールド・上町台地界隈の空間文化誌を概観する

    弘本由香里(大阪ガスネットワークCEL特任研究員)

・アプローチ1: 潜在的グリーンインフラの景観分析と価値づけから

    高木悠里(前掲)

    瀬浦侃央(大阪公立大学工学部都市学科卒業生)

・アプローチ2: 3D都市モデルを用いた潜在的グリーンインフラの可視化から

    米澤 剛(大阪公立大学大学院工学研究科都市系専攻教授)

    金野百花(大阪公立大学大学院工学研究科都市系専攻博士前期課程)

・アプローチ3: 潜在的グリーンインフラの都市型食・農資源としての可能性の検討から

    弘本由香里(前掲)

 (休憩)

・ディスカッション: 新たな都市居住文化を育む、潜在的グリーンインフラの可能性を拓くために

    コメンテーター:武田重昭(大阪公立大学大学院農学研究科緑地環境科学専攻教授)                                                                   

    パネリスト(報告者): 高木悠里※・瀬浦侃央、米澤 剛・金野百花、弘本由香里※  ※進行兼

・主催者からご挨拶・閉会

 冨尾博之(大阪ガスネットワークCEL所長)



空間文化誌からのアプローチ、景観工学からのアプローチ、空間情報学からのアプローチ、異なる分野からのアプローチが重なり合うことによって、新たな視野や可能性が浮かび上がってきました。科学・技術と生活・文化をつなぐ対話の場の重要性や、世代を越えた対話とリレーの重要性など、さまざまな人が生き合う社会の中での研究成果共有の大切さを実感する、貴重な機会ともなりました。


本報告会の記録をテキストベースのダイジェストとしてまとめ、後日PDFデータで公開予定です。その際には、改めてご案内いたしますので、ぜひご覧いただけましたら幸いです。