弘本 由香里
2025年06月23日昨秋刊行した共編著『コミュニティ・デザイン論研究』(新川達郎 監修、川中大輔・山口洋典・弘本由香里 編、編集協力:大阪ガスネットワークCEL、発行:さいはて社)が、このたび「第23回日本NPO学会賞(優秀賞)」を受賞しました(2025年6月15日)。
本書は、人口減少、ポスト標準家族、貧困・格差、災害復興、多文化化など、社会の構造的な変化に関わる問題に対して、ローカルなコミュニティ・デザインの新たなあり方を模索する実践者たちと、政策科学、人間科学、社会学、建築学、事業構想学など、多分野の研究者が集い、共同で編み上げているものです。「現代社会の困難=希望をめぐる難問に挑む!」をコンセプトに、「旧来のコミュニティ・デザイン論を捉え直し、アクティブな知として新たに鍛え直すことを目指し」、一人でも多くのみなさまと共に考える機会となることを願って刊行したものです。
日本NPO学会賞受賞を機に、さまざまな困難=希望に向き合う方々に読み深められていくことを願い、受賞のご報告とともに、改めて同書をご紹介せていただきます。
【書名】『コミュニティ・デザイン新論』
【監修/編】新川達郎[監修]/川中大輔・山口洋典・弘本由香里[編]
【編集協力】大阪ガスネットワーク株式会社エネルギー・文化研究所(CEL)
【体裁】四六判並製/368頁
【定価】本体3,000円+税 ※電子版は半額
【発行日】2024年9月9日
【発行所/発行人】さいはて社/大隅直人
【目次】
序章 対談 ― 難問に向き合っていくために
第1部 共生社会に向けての包摂/平等化はいかにして可能か?
第2部 むら・まちの持続/縮退はいかにして可能か?
第3部 現代的な共同性/公共性の創造はいかにして可能か?
終章 座談 ― 実践的研究へ
※目次の詳細は、https://saihatesha.com/books02-35.html
【著者】
新川達郎、川中大輔、弘本由香里、筒井淳也、原めぐみ、北川美里、渥美公秀、山口洋典、大和田順子、花戸貴司、松原永季、?田光雄、前田昌弘、アサダワタル、宋悟
※著者の詳細は、https://saihatesha.com/books02-35.html