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情報誌CEL

山本 貴代

2024年03月01日

未来ブラリ 第9回(最終回) コロナ禍後、欲望や価値観はどう変わったか。

作成年月日

執筆者名

研究領域

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媒体(Vol.)

備考

2024年03月01日

山本 貴代

住まい・生活
都市・コミュニティ

ライフスタイル
コミュニティ・デザイン

情報誌CEL (Vol.134)

ページ内にあります文章は抜粋版です。
全文をご覧いただくにはPDFをダウンロードしてください。

日常はコロナの蔓延で一変。急ぎ足でやってきた少し先の未来を、欲望.行動.価値観の観点から女性の視点で解読。本音を探るアンケートから、新たな気づきを発見するコーナーです。


コロナで欲望はどう変化したか。

街ゆく人々の顔からはマスクが外れ、コロナはもはや過去の話のようです。「コロナ禍前の生活に戻りましたか」の問いに「ほぼ戻った」と答えた女性たちは7割以上でした。さまざまな制限が解けた今、真っ先に外食や旅へと動き出した女性たち(40〜70代)から、コロナ禍に、水面下でどんな欲望を抱いていたのか、価値観はどう変化したのかなど、あれこれと聞いてみました。コロナ禍前よりも増えた欲望ベスト3は、「健康でいたい」が最も高く72.8%、次に「住まいを快適にしたい」(69.3%)、そして「旅へ行きたい」(65.8%)でした。公私ともに在宅時間が多かったことから、住まいに求めるものが変わり、「断捨離」をしたり「地球に優しい暮らし」を心がけたりと、随分意識が変化したようです。自由に出かけられなかったことから、「動けるうちに色々経験したい」と旅欲が増大したのも頷けます。

欲望は先送りにしない。

自由回答では、「人はあっけなく最期を迎えるとつくづく感じたので、自分に正直に生きたい」「時間を無駄にしたくない。今やりたいことはできるだけやりたい」といった欲望が目立ちました。コロナで見えない明日を経験したことから、欲望を先送りにはしないという傾向には納得です。「人生は有限だ」という意識が強まる中、「社会貢献や地球環境に良い行動をするエシカルな意識(欲)が増えた」「真実を知りたい。真剣に世の中を良くしたい」と自分欲より社会に対する意識の高まりも見られました。「人と過ごしたい」「大切な人々との繋がりを深めたい」という気持ちが増える一方、「少人数の仲間で美味しいものを食べたい」「行動の制限で無駄な付き合いがなくなった」など人間関係の断捨離をした人も多かったようです。家族といつもいたことから解放されたくて、「1人でのんびりしたい」「自宅での1人時間が欲しい」などひとり願望も見えました。ちなみに、減った欲望のベスト3は、「買い物したい」「外食をしたい」(24.6%)「おしゃれしたい」(18.4%)でした。

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