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情報誌CEL

山本 貴代

2023年09月01日

未来ブラリ 第8回 働くママの未来を考える。復職したママが思うこと

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媒体(Vol.)

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2023年09月01日

山本 貴代

住まい・生活
都市・コミュニティ

ライフスタイル
コミュニティ・デザイン

情報誌CEL (Vol.133)

ページ内にあります文章は抜粋版です。
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日常はコロナの蔓延で一変。急ぎ足でやってきた少し先の未来を、欲望・行動・価値観の観点から女性の視点で解読。本音を探るアンケートから、新たな気づきを発見するコーナーです。


怒涛のような日々を送る新米ママたち

働くママの未来を考えるシリーズ最終回、まずは、妊娠・育休を経て復職した新米ママたちの現状を見ていきたいと思います。22人中8割近くのママが仕事復帰し、ほとんどの子どもは保育所に通っています。働き方は人それぞれ、時短をとる(10人)、時短はとらない(2人)、フレックス制を活用(3人)、在宅勤務を活用(5人)などなど。なかには、出張でもできる限り子どもを連れて行くママもいるようです。復職後の毎日は、「だいたい思い描いていた通りだった」という人は、「思い描いていた通りではなかった」という人より多かったのですが、復職後の日々をひと言で表してもらうと、「怒涛の一日」「毎日戦い」「毎日精一杯」「瞬く間」「ヘトヘト」「ストレスの玉手箱」といった言葉が飛び交います。しかし「母でありながら自分でもある日々」「慌ただしいが社会とのつながりを感じる」「周囲へのありがたみを感じる貴重なもの」などという意見もあり、大変だけれど充実している様子がうかがえます。

復職して変わった仕事への意識とは

保育所へ預けることで、号泣したり抱っこが増えた我が子を見て、「我慢させているのではないか」「復職は早かったかも」と、罪悪感を持つママもちらほらいましたが、言葉を覚えたり友だちができたりと家庭では得られない刺激や体験もあり、不安はプラスの実感へと変わっていったようです。復職後の夫の育児への協力具合は、「育休中の方が協力的だった気がする」という意見もありますが、もともと協力的な夫が多く、「育休中と変わらない」が4割以上、「協力的になった」が3割以上で、夫婦で子育てに取り組んでいる家庭が多いようです。ママたちのストレスはというと、1位:仕事(54.5%)、2位:家事(22.7%)で、3位:育児(9.1%)夫(9.1%)と、仕事へのストレスが一番高いのが実態です。ただ、環境が激変する中で、働き方や仕事への意識変化もありました。

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