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季刊誌CEL

当麻 潔

2015年03月02日

若者の「生きる力」を育む次世代教育

作成年月日

執筆者名

研究領域

カテゴリー

媒体(Vol.)

備考

2015年03月02日

当麻 潔

住まい・生活
都市・コミュニティ

食生活
ライフスタイル
地域活性化

情報誌CEL (Vol.109)

ページ内にあります文章は抜粋版です。
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持続可能な社会づくりを担う若者の「生きる力」を育むためにNPO法人LEAFとCELが共同開発した第一次産業体験学習プログラムを実施した。
参加した学生の声と自己評価から、次世代教育としての効果と課題を探る。

第一次産業体験学習プログラムの実施とレポート

総合的な学びの社会デザイン研究

持続可能な社会づくりを担う児童・青年層の「生きる力(人間力・生活力)」を育むため、大阪ガス(株)エネルギー・文化研究所(CEL)は、NPO法人こども環境活動支援協会(LEAF)(*1)と協働して、2011年度から第一次産業を基盤とした総合的な学びの社会デザイン研究を行ってきた(中間報告は、情報誌『CEL』105号、46〜49頁参照)。
最初の2年は、第一次産業を担う関連機関、団体等と研究会を設置し、50年後を想定した学びの社会デザインの検討を行った。そして、「総合的な生活力」は、「自然体験」、「生活体験」、および「社会体験」に裏打ちされた能力であると考え、第一次産業を体験することにより、「自活力」、「自然対話力」、「コミュニケーション力」、「協働する力」を育む体験学習プログラムを策定した。
3年目にあたる2013年度に、大学生を対象にこのプログラムの実証試験を実施した。青年層の視点で学んだことを自己分析してもらい、総合的な生活力の向上状況やプログラムの効果などについて評価を行った。

第一次産業体験学習プログラム

既存の体験学習プログラムは、ほとんどが農業体験であり、またその期間や回数も限定されたものである。今回策定した体験学習プログラムは、農業だけでなく、林業および漁業も含めた第一次産業を体系的に体験する、年間を通じたプログラムである。また、単なる体験学習だけでなく、生物多様性、食とエネルギー・環境問題などの座学も組み込むとともに、食育、火育(*2)の実習も取り入れた総合的な内容とした。さらに、各メンバーが、「第一次産業を通じた人材育成」、「教材としての第一次産業体験の価値を見出す」、「第一次産業における流通の役割」など、独自のテーマを設定し、この体験学習に参加した。

(*1)兵庫県西宮市を拠点に市民・事業者・行政の連携で、食・農・自然・環境などの社会的課題に取り組み、持続可能な社会システムづくりを目指しているNPO。
(*2)安全な火のおこし方や扱い方、火を使った調理など、「火に親しみ、火を学ぶ」体験を通じて、豊かな心を育み、生きる力を高める教育のこと。