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情報誌CEL

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2004年06月30日

土地の持つ記憶を有効に活用 横浜赤レンガ倉庫

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2004年06月30日

CEL

都市・コミュニティ

まちづくり

情報誌CEL (Vol.69)

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港の持つ魅力を再発見させる

 コンテナ船が主流になっている現代の港では、かつての中心部は寂れてしまっていることが多い。横浜港もその例外ではなかったが、横浜市は、その親水空間としての意味に着目し、旧港地域の再開発を積極的に進めてきた。その中核施設として、人気を集めているのが「横浜赤レンガ倉庫」である。

 同倉庫は、明治時代に貿易振興のために造られたもので、一号倉庫と二号倉庫の二棟がある。ともに煉瓦造三階建(一部四階)という大きさで、鉄材を補強材として使っているのをはじめ、非常用水道管や防火壁などが備えられた、当時としては最先端の建造物であった。長く横浜港の繁栄を支え、ハマの赤レンガとして親しまれてきたが、しかし、平成元年には使用が中止され、そのまま打ち捨てられた状態になっていた。

 一時は、取り壊しも検討されたそうだが、横浜市が土地と建物を大蔵省(当時)から取得し、「港の賑わいと文化を創造する空間」として活用を行うことを決定。そして、一号倉庫を(財)横浜市芸術文化振興財団が管理する文化施設とし(一部に商業施設もあり)、二号倉庫をキリンビールやサッポロビールなどが出資した株式会社横浜赤レンガが手がける商業施設にコンバージョンしている。 『再生』に当たっては、「横浜」という街が持つエキゾチックな魅力を伝えることを第一に、挑戦する「トライ」とイキイキとした場である「ライブ」を合わせた「トライブ」という造語を考えるなどして、徹底したコンセプトワークを行った。