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2017年03月27日 by 池永 寛明

【交流篇】 「もしドラを知っている人?」─ なんと5%

      

 

ここ数年、ある大学の講義でしている質問である。201011年に大ヒットしたもしドラ』─『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだらの女子学生の認知率が201375%、201450%、201525%、今年20165%(知っていると答えた学生は4回生なので実質0%)。

 

マーケティングの講義をおこなう鈴木隆研究員が最初にする質問だが、ファッション、トレンドというものの「時代速度」の速さを思い知らされる。時代・空気をつかむことの難しさを再確認させられるが、世の中を変えていくような商品コピーの認知率は高い。たとえばダイソンの「吸引力が落ちないただひとつの掃除機」の女子大生の認知率は毎年ほぼ100%。

 

もうひとつ大学の授業で気になることがある。グループワークが難しいということCELで接する大学の先生方と雑談していて、先生から「最近大学でグループワークが成り立ちにくい」とお聴きすることが増えている。

 

あるテーマを与えて、集団で討議をさせて、答えを導くようグループワークをしようとするのだが、どうしても「個人ワークとなりがち」だという。所定時間の大半で個人ワークがつづき、終了時間前にそれぞれの個人が作業したものを集めて、グループの答えとして提出される。ゲーム・スマホという時代も影響しているかもしれないが、グループワークのやり方、環境をこれまでと変えないといけないのではないだろうか?

 

(エネルギー・文化研究所 所長 池永寛明)

 

〔CELフェイスブック 1110掲載分

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