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2012年11月29日 by 濱 惠介

【冬を乗り切る】住まいの断熱性向上は窓が決め手

ごく普通に見られる一枚ガラスの入ったアルミサッシ窓からは、グラスウール断熱材50mmが入った同じ面積の壁に比べ約8倍の熱が逃げてゆきます。ガラスを二重にしてもなお4倍ですから、窓からの熱ロスは非常に大きいのです。暖かい部屋づくりには、ガラスの二重化のほか、断熱雨戸を設置する方法が比較的簡単です。夜だけ(12時間)閉めるのでも、二重化にまさる省エネ効果があります。いずれも工務店などの手を借りる必要がありますが、今回のテーマは、自前でやれる窓の高断熱化です。

(その1)ハニカムサーモスクリーンの設置

 これは空気層を持つ(じゃ)(ばら)式のスクリーンです。窓枠の(うちのり)寸法を正確に測ってインターネットで注文をすれば、入手できます。本体を窓枠の上部に、左右にガイドレールを取り付ければ設置は完了。見た目はプリーツ型のブラインドのようですが、大きないは横からて蜂の巣のような空気層があることです(断面図)。空気は優れた断熱材なので、上下に伸縮可能でありながら高い断熱性を保てる訳です。写真のように下方へも縮められます。


(その2)断熱パネルで窓を覆う


 究極の窓断熱は、窓を壁の状態にすることです。つまり、冬の間だけ窓ガラスの一部ないし全部を断熱ボードで覆ってしまうことで、二箇所以上に窓がある部屋、窓が必要以上に大きい部屋に有効です。方法は簡単で断熱ボードを窓枠の大きさに切断し、テープや木で端部の処理をしてから窓枠にはめ込むだけです。小さな窓なら
蝶番(ちょうつがい)を用い開閉できる「断熱戸」にして夜だけ閉めることもできます。

(その3)障子の太鼓張り


 日本の紙障子は片側に紙が貼ってあります。寒さの厳しい朝鮮半島の古民家では両面に貼るのが普通です。これにならって障子紙を両面から張る「太鼓張り」にしてはいかがでしょうか。明るさも断熱性も欲しい場合、障子戸の下半分だけで両面にする折衷案もあります。もっとも、最近は和室が減って、障子を改善する機会が少ないかもしれません。

(その4)雨戸の断熱化

 
 断熱雨戸に取り換えなくても、今ある波板鉄板の雨戸を改善すれば大きな効果がありそうです。これは筆者が実践している事例ではないので方法には確信がありませんが、こんなイメージです。まず雨戸を外し、内側を上にして床に置き表面を清掃します。そしてホームセンターで手に入る現場発泡のウレタンフォームなどを鉄板の表面に吹き付けるのです。枠よりも高く出た部分は削り取り整形します。下地処理や接着力確保、表面仕上げなどに工夫が要るでしょうが、チャンスがあればやってみたい断熱改善手法の一つです。

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