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2012年10月11日 by 当麻 潔

風呂のリニューアル

 私の自宅マンションは、築後17年経ち、給湯器等の設備の不具合や浴室や洗面所等屋内の汚れも目立ってきました。また、下のこどもが就職し、帰宅がみんなばらばらで風呂に入る間隔が長くなり、お湯がぬるくなり再加熱が必要となってきました。我が家の風呂は「差し湯式」であり、毎回高温のお湯を加えて(水道代がかかります)温度を上げています。「追い焚き式」に替えたかったのですが、給湯器の設置場所がマンションの共用部のため追い焚き式への切替工事ができないことが分かりました。ところが、テレビで魔法瓶浴槽のCMを見て、この9月に思い切って浴室および洗面所をリニューアルすることにしました。

 

 「魔法瓶浴槽」、「断熱クッション床」、「潜熱回収型給湯器:従来排気ロスとして大気中に放出されていた潜熱(水蒸気として大気に放出されていた熱量)を回収した高効率ガス給湯器」、「省エネシャワーヘッド」、「LED照明」という省エネ浴室へのリニューアルを発注しました。

 

 ところが、リニューアル工事に約2週間かかり、日頃、あまり感じなかった風呂のありがたさに気が付きました。風呂に入れば、体全体が温まり、血流が良くなり、疲れや肩こりやストレスが取れ、良く寝ることができます。2週間も風呂に入らないとなると、衛生面はもちろんですが、これらの効用が得られなくなってしまいます。そこで、家族全員で市内のスーパー銭湯に行くことにしました。日頃帰宅がばらばらの家族がこの2週間はほぼ全員が早く帰宅しました。私は始めての経験ですが、昔良く行った大阪ミナミのサウナNJを思い出しました。大浴槽、ジェットバス、電気風呂、水風呂、露天風呂・・・いろんな風呂があり、サウナ室もあります。大容量のお湯の中で足を伸ばしていると、温泉旅行に行った気分で、その日の疲れが全部吹っ飛んだ気分になりました。マッサージ室やゲームコーナーや食事処もあり、多くの家族が楽しんでいます。私たち家族も日頃経験できないスーパー銭湯で体を癒し、さらに、帰りにはレストランや居酒屋で食事と会話を楽しみました。

 

 リニューアル後の入浴ですが、秋に入り、室温が下がってきたにもかかわらず、魔法瓶浴槽の効果なのか、入浴の間隔があいてもお湯の温度低下が少なく、まだ、一度も差し湯をしていません。来月のガス代、水道代のお知らせが楽しみです。

 

 今回の風呂のリニューアルで以下のことを感じました。(1)浴室の省エネ化にはいろんな技術が開発されており、水道代も含めた光熱費が削減できる、(2)スーパー銭湯は、疲労回復、ストレス解消、家族とのコミュニケーション等、たまには家族で行く価値がある、そして、(3)マンションは分譲でも自由にならないことがある(実家の戸建住宅なら何でもできたのに)。

 

 みなさんも風呂のリニューアルの際には、最新設備を採用してください。光熱費の削減とともに省エネ・省CO2に貢献できます。そして、工事中は、スーパー銭湯を経験するのはいかがでしょうか。

 

 

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