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CEL編集室

2016年07月01日

デザイン思考 IDEO

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2016年07月01日

CEL編集室

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情報誌CEL (Vol.113)

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「0から新しい1を生み出す」をモットーに、世界中で数々のイノベーションを生み出し、「世界で最もイノベーティブな会社」にも選ばれた米国発のデザイン会社IDEO(アイディオ)。ビジネスから行政、教育まで、幅広い分野で活用されるアプローチが「デザイン思考」だ。人間本来の創造性(クリエイティビティ)を開花させるその思考法は、硬直化した組織を変え、人々のニーズとテクノロジーを結びつけ、ビジネスを成功に導く。IDEO発祥のデザイン思考について、東京オフィスの野々村健一氏と石川俊祐氏にお話を伺った。

たった5日間で、これまでにない新たな発想でショッピングカートをデザインし直す。IDEOは、1999年7月に米国で放映されたABCのニュース番組『ナイトライン』で、この不可能とも思える課題にみごと成功し、一躍その名を全米で知られるようになった。
デザイン思考とは、その後も数々の有名企業と手を組み、つぎつぎとイノベーションを起こしてきたこの会社のサクセスストーリーとともに広まった言葉だ。ただ見栄えのよいショッピングカートに仕上げるだけではない。デザインの力で、これまでなかった新しいショッピングの経験をもたらす。その手法は工業製品のみならず、あらゆる商品サービスに応用され、最近では組織改革にまで用いられるようになっている。

「つくる意志」としてのデザイン

「まだ世の中にないものを、他者とコミュニケーションをとりながら、つくりながら考える。デザインによって使う人との距離を縮めていく、という感覚でしょうか」
デザインとイノベーション。一見、縁遠いもののようにも思えるふたつの関係を、工業デザイナーでもある石川俊祐氏はそのような言葉で表現する。「IDEOにはデザインの経験をもたない人もたくさんいます。ビジネスの専門家もいればジャーナリストや人類学者もいる。でも、ある種のデザイナーとして、新しいものをつくるという部分でつながっている」
そんなIDEOが行うコンサルティングにおいて、デザイン思考はどのような意味をもつのか。IDEO東京オフィスの立ち上げにも携わった野々村健一氏は、次のように説明する。
「日本では特にそうですが、企業からの依頼の多くが、新規事業を何年で立ち上げたいなどのビジネスニーズや、商品への落とし込み方がわからないなどの新しい技術と結びついています。
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