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情報誌CEL

B-1グランプリin姫路実行委員会

2012年03月26日

B-1グランプリin姫路が地域にもたらしたもの

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媒体(Vol.)

備考

2012年03月26日

B-1グランプリin姫路実行委員会

都市・コミュニティ
住まい・生活

地域活性化
消費生活
その他

情報誌CEL (Vol.100)

ページ内にあります文章は抜粋版です。
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-背景にあるのは、まちおこしの理念-

 2011年11月12日(土)、13日(日)、兵庫県姫路市で開催した「第6回B級ご当地グルメの祭典! B-1グランプリin姫路」では、過去最多の63団体の出展があり、2日間で延べ51万5千人もの来場者を記録した
 姫路市が第6回目となる本イベントは、第1回を青森県八戸市、第2回を静岡県富士宮市、第3回を福岡県久留米市、第4回を秋田県横手市、第5回を神奈川県厚木市で行い、回を重ねるごとに来場者数が増加し、姫路大会は「関西初」「新幹線停車駅初」「世界遺産前初」ということで、前回大会の厚木大会の43万5千人を超え、史上最多の51万5千人の来場者を記録し、2日間での兵庫内における経済効果は、約40億7400万円にのぼった。
 まずは、「B-1グランプリとはどのようなイベントであるのか」について簡単に説明すると、B-1グランプリは、食べ物を提供することが目的ではなく、"まちを売る"、つまり、まちを大いにPRして、活性化につなげていくことを目的とした「まちおこし」のイベントである。
 B-1グランプリの出展者は飲食店ではなく、まちおこし団体の参加者である。そのため「出店」ではなく「出展」と、「販売」ではなく「提供」という表現を使用しており、出展団体の皆さんは、単に料理を提供するのではなく、ゆるキャラで練り歩いたり、楽器を弾いたり、芝居をしたりなどして、行列を待っているお客さんに楽しんでもらい町のPRをする。
 背景にまちおこしの理念があり、地元にある当たり前の料理が、数十年愛されてきたという物語や、数百円ながら美味しい料理であるということが年々多くの人、メディアに注目されるようになってきた理由のようである。

-姫路にもたらした3つの好影響-

 そのようなB-1グランプリを姫路で開催した影響は多方面にわたるが、大きく3つの影響があったと考えている。
 まず1つ目は、全国に向けて、姫路のまちを広くPRすることができたこと。B-1グランプリは特徴として、マスメディアの注目が非常に高くB-1グランプリ開催日の2日間だけでも、160社のマスメディアの取材依頼があった。また当日だけでなく、開催にいたるまでに、新聞、雑誌、ラジオで取り上げられたことで、広く全国に姫路の名前を発信することができた。
 これにより、世界遺産である姫路城をはじめとした観光資源がPRでき、さらなる集客につながることが期待できると考えている。

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