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情報誌CEL

秋田 光彦、多木 秀雄

2010年01月08日

【対談】生活者にとっての減災とは― 一人ひとりのいのちとつながりから

作成年月日

執筆者名

研究領域

カテゴリー

媒体(Vol.)

備考

2010年01月08日

秋田 光彦、多木 秀雄

都市・コミュニティ

地域ガバナンス
コミュニティ・デザイン
都市居住

情報誌CEL (Vol.91)

ページ内にあります文章は抜粋版です。
全文をご覧いただくにはPDFをダウンロードしてください。

一人ひとりのいのちに向き合うことの意味を問い直し、これから起こるかもしれない災害に目を向ける。日常の暮らしや地域の環境・文化の中で何を感じ取り、伝えあい、どう連携してゆくべきなのか。
今回、生活者にとっての減災の意味を考えるため、大阪・下寺町に大蓮寺・應典院住職の秋田光彦氏をお訪ねした。そこは、上町台地の西側、南北1キロ以上にわたり25カ寺が伽藍を並べる歴史的なまち。寺院が主体となって人と地域のつながりを見つめ直す、減災への取り組みなどについてお話をうかがった。
―僧侶とは何か、大震災で問いかけられたもの―
多木
2010年1月17日で、阪神・淡路大震災が起こってから15年になりますが、人々のつらい経験と教訓を風化させることなく継承されてゆくことが望まれます。今回、本誌では、暮らしの中からの減災、生活者にとっての減災を考えようとしていますが、今日は、秋田さんたちが取り組んでおられる減災活動のお話とともに、ご自身の減災に寄せるお考えなどをおうかがいしたいと思います。その前に、ここ應典院は、大都市の中のいのちの拠点として広く知られている寺院ですが、それを1997年に再建されるに至る経緯からお聞かせください。
秋田
私は出戻り坊主なんです。生まれた寺を飛び出して、東京の大学を出て向こうで仕事をしており、30歳を前に、仏教とまともに向き合うことを始めました。しかし、当初はやはり迷いだらけでした。やがて国際協力団体にかかわり、アジアの仏教国をめぐりましたが、そこで僧侶たちが自ら社会開発、地域開発にあたっている姿に出会いました。開発僧と呼ばれる人たちで、お釈迦様の教えをそのままいただいている上座部仏教の中に、人々を救済する、地域をつないでいく仏教があったことに目からうろこが落ちる思いでした。
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