大阪ガスネットワーク

エネルギー・文化研究

  • サイトマップ
  • お問い合わせ

CELは、Daigasグループが将来にわたり社会のお役に立つ存在であり続けることができるように研究を続けています。

  • DaigasGroup

JP/EN

Home > 論文・レポート検索 > 都市の水辺空間と集客観光(36 KB)

論文・レポート検索

Search

情報誌CEL

石森 秀三

2004年12月25日

都市の水辺空間と集客観光(36 KB)

作成年月日

執筆者名

研究領域

カテゴリー

媒体(Vol.)

備考

2004年12月25日

石森 秀三

都市・コミュニティ

まちづくり

情報誌CEL (Vol.71)

ページ内にあります文章は抜粋版です。
全文をご覧いただくにはPDFをダウンロードしてください。

 ニュージーランドのクライストチャーチは「ガーデンシティ」と呼ばれる美しい庭園都市である。都心を流れるエイボン川は、水の透きとおった美しい川だ。朝早くにホテルを出て、川端を散歩すると気分が爽快になる。昼間であれば、英国風の「パンティング」と呼ばれる舟遊びを楽しむこともできる。都心における水辺の安らぎ空間は、市民にとっても、ビジターにとっても貴重である。日本人にとって、ビルが建ち並ぶ都心で、美しい水辺が確保されているのは奇跡的という感じがする。日本であれば、川は埋め立てられて、貴重な都心の土地に変えられていたことだろう。

 韓国のソウルでは今、「水と緑の都市再生」プロジェクトが進められている。都心を流れる清渓川は、第二次世界大戦後の都市化で清流の汚染が進んだために、川の上に8車線道路が造られ、その上部に高架道路が建設された。近年、高架道路の老朽化や環境保全の動きの高まりを受けて、現在のソウル市長イ・ミョンバク氏が、同プロジェクトを市長選の公約に掲げて、2002年に当選した。8車線道路の中

央4車線が封鎖され、コンクリートの道路を引きはがして、6kmに及ぶ河川復活を図るという大胆な都市改造が実施され、2005年秋には完成予定だ。河川復元をテコにして、国際金融や集客観光の拠点としてのグレードアップが目指されている。イ市長は都市改造を成功させて、2007年の次期大統領選に立候補の噂が流れている。

 

  • U−CoRo
  • 語りべシアター
  • 都市魅力研究室
  • OMS戯曲賞
Informational Magazine CEL

情報誌CEL

【特集】ウォーカブルの本質を考える

近年、「ウォーカブル」という言葉をよく耳にします。 まちなかを車中心から人中心へ...

バックナンバーを見る
  • 論文・レポート・キーワード検索
  • 書籍・出版
  • 都市魅力研究室
  • FACEBOOK

大阪ガスネットワーク(株)
CEL エネルギー・文化研究所

〒541-0046
大阪市中央区平野町4丁目1番2号

アクセス