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2004年12月25日

循環する水のあり方を考えた都市計画を提案

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2004年12月25日

CEL

都市・コミュニティ

まちづくり

情報誌CEL (Vol.71)

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水は空と地を循環するもの

 大都市の水道水は、上流から下流に至るまでに、人間の身体を五回も通り抜けた水が原水だと言われ、そのためか直接飲む人は少なく、ペットボトルの水や浄水器などが飛ぶように売れている。それに加えて、「阪神・淡路大震災」では、水道水だけに頼る状況が、非常に脆弱であることも再認識された。

 こうしたことから、かつて飲料水を供給していた井戸が見直されている。その井戸水に水を供給する、地下の『水みち』の調査を進めているのが「水みち研究会」である。

 同会の神谷博代表は「世田谷区の西部を流れる『野川』という、全長二〇キロほどの小さな川の湧水保全の調査を行ったのが、きっかけになりました」と言う。

 高度成長期、下水が流れ込む野川は汚れた川だったが、明け方の一瞬、豊富な岸線湧水によって清流を取り戻す状況だった。「国分寺から世田谷まで続く丘陵地に沿って出る多数の湧水が川を浄化するのだと分かりました」。

 そこで地元の人々が連帯し、湧水の魅力を広く訴えて野川の再生に努め、その結果、下水道整備とあいまって元の美しい流れが蘇り、都会における川の再生のシンボルとなった。ちなみに、この野川の湧水は、その文化的な背景も含めて「湧泉」と呼ばれている。

 

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