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情報誌CEL

柴崎 勉

2004年12月25日

「水の音源風景」プロジェクト−次世代へ伝えるもの−

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2004年12月25日

柴崎 勉

都市・コミュニティ

まちづくり

情報誌CEL (Vol.71)

ページ内にあります文章は抜粋版です。
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「水の音」と「日本の音」

 川のせせらぎ、波の音、雨音。水の音に感じるやすらぎ、この心地良さは何なのだろうか?

 そんな単純な疑問と一人の尺八演奏家との出会いから「水の音原風景」プロジェクトは始まった。

 たまたま行ったある野外演奏会で聴いた田辺洌山氏の尺八の音色は、野外の自然と一体となった不思議な世界を生み出し、それまで和楽器に特に興味を持っていなかった自分にとって衝撃的な夜となった。風に揺れる木々、鳥のざわめき、星や月。和楽器の音色が自然とともに、美しく心に響いた。

 この演奏会をきっかけに、和楽器や伝統音楽の世界に興味を持ち、何か水の問題にアプローチできないかと考えるようになった。ウォーターネットワークは、名前の通り「水のつながり」をテーマに、環境、文化、生活、産業、健康・福祉などの分野を超えて独自の視点から研究・活動を行っており、現代社会で見えにくくなっている「水のつながり」を再認識し、その大切さを理解していただくための啓発活動なども行っている。この活動の一つとして、「水の音」と「日本の音」をテーマに何かできるのではないかと感じた。

 豊かな水に恵まれた日本には、「水の音」や「水」を楽しむ文化が受け継がれている。地中に埋めた甕に響く水滴の音を楽しむ水琴窟や、水の流れを利用した鹿威し。日本の庭園には、水の音やその姿が欠かせない。

 

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