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情報誌CEL

鷲田 小禰太

2005年12月25日

本の万華鏡"現代生活者の住まい・生活観"を紐解くヒント

作成年月日

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媒体(Vol.)

備考

2005年12月25日

鷲田 小禰太

エネルギー・環境

地球環境

情報誌CEL (Vol.75)

ページ内にあります文章は抜粋版です。
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環境先進国日本  〜地球を救う日本の技術力

長谷川慶太郎著 東洋経済新報社 二〇〇〇年

 環境・エネルギーに関する最良の図書といえば、躊躇なくあげたいのが、長谷川慶太郎著の『環境先進国日本』(東洋経済新報社、二〇〇〇年)で、副題はズバリ「地球を救う日本の技術力」です。

 二一世紀の人類共通の課題は、経済成長を持続させながら「地球環境の保全」を達成することです。しかし、欧米諸国さえ、総論賛成、各論反対。これが著者の立脚点です。たとえば車の排ガス規制をめぐる京都議定書の批准を拒んだのはアメリカで、日本の車メーカーだけが規制基準をクリアーする低燃費車の量産技術に成功しています。

 石油ショックの打撃が日本を省エネ技術の開発に駆り立て、世界経済の最前線に立たせた、と主張して論壇に登場した著者は、つねに技術開発とエネルギー問題をリンクさせ、政治経済文化問題を論じ、環境保全問題=省エネ問題を中心課題に掲げてきました。

 著者年来の言葉である「世界が日本に倣うとき」は、環境保全技術にもどんぴしゃり当てはまります。いえ、環境保全技術といっても、高度産業技術の開発なしには、空文句なのです。生活水準を落とさずに環境を保全する、という課題に正面からチャレンジしてきたのが日本の企業でした。たとえば「廃棄物=新資源」の技術開発であり、実用化です。それを可能にするのが家庭「ゴミ」(廃棄物)の選別です。かくして環境保全が生活革命に直結するのです。

 

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