大阪ガスネットワーク

エネルギー・文化研究

  • サイトマップ
  • お問い合わせ

CELは、Daigasグループが将来にわたり社会のお役に立つ存在であり続けることができるように研究を続けています。

  • DaigasGroup

JP/EN

Home > 論文・レポート検索 > 日本における地球温暖化対策の現状-国民の意識がカギをにぎる-

論文・レポート検索

Search

情報誌CEL

小川 順子

2005年12月25日

日本における地球温暖化対策の現状-国民の意識がカギをにぎる-

作成年月日

執筆者名

研究領域

カテゴリー

媒体(Vol.)

備考

2005年12月25日

小川 順子

エネルギー・環境

地球環境

情報誌CEL (Vol.75)

ページ内にあります文章は抜粋版です。
全文をご覧いただくにはPDFをダウンロードしてください。

近頃、「地球温暖化」については、桜の開花が毎年早くなっていることやアメリカで発生した大型ハリケーンなどの異常気象などによって、ニュース等で取り上げられる機会も増えてきました。しかし、「何が地球温暖化の原因で、防止するためには何をすべきか」について、普段の生活の中ではあまり身近な問題ではないように捉えられている感があります。そこで本文では、地球温暖化問題について、第一章でその原因と影響、第二章で世界でどのような議論が行われ、日本ではどのような対策が行われているのか、第三章で日本における地球温暖化対策の現状と問題点、そして今後の展望について概観したいと思います。

第一章 地球温暖化とは?

◇地球温暖化の原因とメカニズム

 どうして地球は、人間にとって快適な温度に保たれているのでしょうか。太陽が放つ光は地球の表面を暖めます。しかし、地球は熱となった赤外線を宇宙に向けて放出するため、地表の熱は失われていきます。これを防いでいるのが二酸化炭素に代表される温室効果ガスです(次頁図1)。温室効果ガスは排出された後、一定期間大気に留まります。この大気の中にたまった温室効果ガスの量を濃度と言います。現在、地球上の二酸化炭素の濃度は約〇・〇四パーセントとなっています。これらのガスは、地表から放出される熱の一部を吸収します。もしも温室効果ガスが存在しなかったら、地球の気温は平均マイナス一八度になる度に保たれることによって、地球は生物にとって快適な温度に保たれているのです(図2)。

 

  • U−CoRo
  • 語りべシアター
  • 都市魅力研究室
  • OMS戯曲賞
Informational Magazine CEL

情報誌CEL

【特集】ウォーカブルの本質を考える

近年、「ウォーカブル」という言葉をよく耳にします。 まちなかを車中心から人中心へ...

バックナンバーを見る
  • 論文・レポート・キーワード検索
  • 書籍・出版
  • 都市魅力研究室
  • FACEBOOK

大阪ガスネットワーク(株)
CEL エネルギー・文化研究所

〒541-0046
大阪市中央区平野町4丁目1番2号

アクセス