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情報誌CEL

弘本 由香里

2008年10月01日

大阪・上町台地発 都心居住文化の創造へ(第14話) 地域資源情報によるコミュニティ・エンパワーメントの可能性(2)

作成年月日

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備考

2008年10月01日

弘本 由香里

住まい・生活

ライフスタイル

情報誌CEL (Vol.86)

地域資源情報によるコミュニティ・エンパワーメントの可能性(2)

ページ内にあります文章は抜粋版です。
全文をご覧いただくにはPDFをダウンロードしてください。

 当連載の第11話では、大阪の都心部・上町台地界隈をフィールドに、地域でのイベントやイベントに関わる地域資源情報への注目の喚起を入り口として、居住地としての都心への愛着を育み、ひいては都心居住の主体の形成を促していくインターフェイスの一つとして、地域資源データベース「上町台地.cotocoto」(産学地域協働で開発したインターネットによる情報システム)の開発のプロセスと有効性などについて紹介した(※1)。また、続く当連載の第12話では、大阪ガス実験集合住宅NEXT21/U-CoRoプロジェクトをとりあげ、建物一階小スペースのガラス・ウォール(ウィンドウ)を活用した、地域資源にまつわる展示と関連イベントの開催による、情報発信の取り組みを紹介した(※2)。地域で活動する多様な主体や地域資源間のネットワークの拡張を主目的とし、あわせて地域資源への関心の喚起や地域資源を活用した活動への参加を促す地域コミュニケーションデザイン実験である。

 いずれも新たなつながりのデザインを志向した社会実験としての試みであり、地域の記憶や知恵を蓄積・共有していく文化装置として、つなぎ手となる地域資源情報に着目している。両者の企画・運営には、共通の主体がさまざまな形で関わっており、先行して開発された「上町台地.cotocoto」の現段階での弱みを補完する機能が、U-CoRoプロジェクトの実現過程でおのずと意識されてきた。両者をふまえて、当連載の第13話では、インターネットというヴァーチャルなインターフェイス(上町台地.cotocoto)が抱える課題に対して、U-CoRoを事例に、極めて小さくとも即地的な空間を拠点として、リアルなコミュニケーションによって成り立つインターフェイスの効果や可能性について検証している。

 

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