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情報誌CEL

明舞団地

2009年03月19日

 交流・連携・創造を促す 人と自然の循環都市へ

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媒体(Vol.)

備考

2009年03月19日

明舞団地

住まい・生活

住宅

情報誌CEL (Vol.88)

ページ内にあります文章は抜粋版です。
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全国の団地再生のモデルを目指す

 神戸市と明石市の市境上をまたいで造成され、入居開始から40年以上が過ぎた明舞団地。兵庫県では平成15年に、ここをオールドニュータウンの再生モデルとするべく、「明舞団地再生計画」を策定し、さらにその計画を補完するため「明舞団地再生コンペ」を平成18年に実施した。

 その最優秀賞に選ばれたのが、大阪ガスとPPI計画・設計研究所の共同チームによる提案「?人と自然の循環都市 明舞?:子育てと、健康・長寿のまちづくり」である。この案をまとめるにあたり中心的役割を担ったのが、PPI所長で現在は武庫川女子大学教授でもある三好庸隆氏だ。

 三好氏は団地再生に関し、「地域に新しい価値を創造していく仕組みづくりが大切」と語る。「人・自然・仕事・文化のそれぞれにおいて、継続され、かつ更新していく良い循環を生みだすことで、それらが相乗効果を発揮しながら、スパイラル状に地域の潜在的な魅力がアップしていく。そんな循環都市が目指されるべきです」。

 今回は、その三好氏と、同案にアドバイスされた関西学院大学教授の角野幸博氏にも同行いただいて、明舞団地を訪れた。

 団地北側に位置する「松が丘ショップ」から坂道を明石側へ進むと、集合住宅とは別に戸建て地域が広がる。

 「今後ますます高齢化が進むと、ここでも空き住戸が増えるでしょう。住民がうまく循環する仕組みが必要」

と角野氏。三好氏も、「この団地には、いろいろなタイプの住宅が混在している。団地全体の将来像を描きながら、まちづくりを広域的に考えていくべき」だと指摘する。

 歩いてみると、丘陵地を開いてつくられた団地内にはかなりの高低差がある。住居や施設の老朽化に加え、住民の高齢化により、まちの活力がやや沈滞化しているようにも感じられた。

 

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