大阪ガスネットワーク

エネルギー・文化研究

  • サイトマップ
  • お問い合わせ

CELは、Daigasグループが将来にわたり社会のお役に立つ存在であり続けることができるように研究を続けています。

  • DaigasGroup

JP/EN

Home > 論文・レポート検索 > 大阪・上町台地発 都心居住文化の創造へ(第16話) ソーシャル・キャピタルの形成へ(2)

論文・レポート検索

Search

情報誌CEL

弘本 由香里

2009年07月01日

大阪・上町台地発 都心居住文化の創造へ(第16話) ソーシャル・キャピタルの形成へ(2)

作成年月日

執筆者名

研究領域

カテゴリー

媒体(Vol.)

備考

2009年07月01日

弘本 由香里

都市・コミュニティ

都市居住

情報誌CEL (Vol.89)

ページ内にあります文章は抜粋版です。
全文をご覧いただくにはPDFをダウンロードしてください。

はじめに

少子高齢化やグローバル化が進む中、まちの暮らしを持続的に支えていく新たな仕組みづくりが求められ、地域資源を活かしてコミュニティの力を育んでいくまちづくりが各地で模索されている。いわゆる、ソーシャル・キャピタル(社会関係資本)の価値を見直し、暮らしの中に再度組み込んでいこうとする動きである。しかし、個人化や多様化が進む現代の暮らしの中で、人と人や人と場所の関係を再構築していくためには、従来の枠組みを超えるまなざしや知恵が欠かせない。そこで、地域資源から発想する、新たなつながりのデザインのありようが求められることとなる。

 当連載がフィールドとしている大阪の都心部・上町台地界隈は、これまでも繰り返し紹介してきたが、多くの長屋が残るまちや寺々が軒を連ねるまち、民族的マイノリティが集住するまち、時を重ねたコミュニティに新しいマンション群が生まれたまちなど多様なエリアの存在と地域資源の集積がある。その集積を基盤として活かしながら人々の交流を促し、新たなつながりを築きあげていく試みとして取り組んでいるのが、当連載第12話以降で紹介している大阪ガス実験集合住宅NEXT 21での、地域コミュニケーションデザイン実験「U-CoRoプロジェクト」(※1)である。建物一階の小スペースのガラスウォール(ウィンドウ)を活用した、展示プログラム等の展開を通して、地域で活動する多様な主体や地域資源間のネットワークの補完と拡張に働きかける、まちかどのミクロな社会実験として、コミュニティ・エンパワーメントの可能性を追っている。

  • U−CoRo
  • 語りべシアター
  • 都市魅力研究室
  • OMS戯曲賞
Informational Magazine CEL

情報誌CEL

【特集】ウォーカブルの本質を考える

近年、「ウォーカブル」という言葉をよく耳にします。 まちなかを車中心から人中心へ...

バックナンバーを見る
  • 論文・レポート・キーワード検索
  • 書籍・出版
  • 都市魅力研究室
  • FACEBOOK

大阪ガスネットワーク(株)
CEL エネルギー・文化研究所

〒541-0046
大阪市中央区平野町4丁目1番2号

アクセス