大阪ガスネットワーク

エネルギー・文化研究

  • サイトマップ
  • お問い合わせ

CELは、Daigasグループが将来にわたり社会のお役に立つ存在であり続けることができるように研究を続けています。

  • DaigasGroup

JP/EN

Home>コラム

コラム

コラム一覧へ

2018年09月27日 by 池永 寛明

【起動篇】 住みやすい都市 世界3位

「世界で最も住みやすい都市」(英誌「エコノミスト」調査)として、ウィーン、メルボルンに続き、大阪が第3位に選ばれた。大阪がなぜという声もあるが、ベストテンに入っている都市に共通していることがある。「旧と新のまじりあい」だ。


「まじる」には、まじりあうものが見える「交じる」と、まじりあった元が見えなくなる「混じる」がある。


「混」という漢字は「シ(さんずい)」(水の意)と「昆(こん)」(丸くまとまる)で構成され、流れる「水」が丸くまとまっていくさまを表す。この「混」こそが都市をつくりだす重要な要素である。


「混じりあう都市」とはどんな都市なのか。


①多様な世代、人々が混じりあう ②さまざまな都市利用と目的が混じりあう ③過去・現在・未来が混じりあう ④海・山・川とビル・家・道路といった自然と人工物が混じりあう─。それらが、住む人、学ぶ人、働く人にとってのよりよい都市をつくりあげる。


そんな「混じりあう都市」こそ大阪。大阪港・淀川・堀などの水路ネットワークという強みを活かし、古代から現代にかけて、人・物・情報が大阪を拠点に往来・交易し、混じりあい融合し、新しく魅力的な価値を生みだしてきた。今も大阪は新たな価値を生みだしている。


(エネルギー・文化研究所 所長 池永寛明


産経新聞夕刊  910日掲載分

  • U−CoRo
  • 語りべシアター
  • 都市魅力研究室
  • OMS戯曲賞
Informational Magazine CEL

情報誌CEL

【特集】ウォーカブルの本質を考える

近年、「ウォーカブル」という言葉をよく耳にします。 まちなかを車中心から人中心へ...

バックナンバーを見る
  • 論文・レポート・キーワード検索
  • 書籍・出版
  • 都市魅力研究室
  • FACEBOOK

大阪ガスネットワーク(株)
CEL エネルギー・文化研究所

〒541-0046
大阪市中央区平野町4丁目1番2号

アクセス