CELは、大阪ガスグループが将来にわたり社会のお役に立つ存在であり続けることができるように研究を続けています。

エネルギー・文化研究

  • サイトマップ
  • お問い合わせ
  • 大阪ガス総合トップ
  • 大阪ガス

JP/EN

Home>コラム

コラム

コラム一覧へ

2018年02月13日 by 池永 寛明

【場会篇】 地域文化をイタリアで学ぶ 1

     

 

「ローマ篇」

 

イタリア歩いた

 

ローマからシエナ、フィレンツェ、パルマ、ヴェネチア、ミラノと、イタリアを北上した。イタリアはひとつではない。イタリアがひとつの国になったのは、たかが約150年。古代ローマ前後から二千年以上の圧倒的な時間軸のなか、都市・地域が耕やされ、育まれ、つながりつづけてきた。イタリアの各都市を訪れ、その土地に立つと、いまも幾層も重ねられた記憶が現在と繋がっている。

 

たとえばイタリア料理。

各都市・地域によって、料理は変わる。言葉も都市・地域によって通じないことがあるという。都市・地域の地形、自然、歴史のちがいにより、 産業の形、住まう人たちの価値観、行動様式、ファッション、食文化などが異なる。イタリアはひとつでない。長い時間軸からいえば、ずっと別々の国だった。都市・地域文化の違いを感じながら、イタリアを歩いた。しかしEU統合EUひとつとなり、物流が統合されたことで、産業・経済・文化が変わりつつある。
が変わり、何を守ろうとしているのか

 

まずローマ郊外の朝から話をする

 

農業体験ができる宿泊施設。二十数年前からローマ郊外で農業体験できる場所が増えている。大都会であるローマだが、様々な農業体験を家族で過ごせる。もともとはイタリア国内の人々がすごす場であったが、EU統合後はイタリア国内だけでなく、ドイツやフランスの家族たちも来られる。EU方々がバカンスにイタリア南部に農業体験に来る。

 

農家レストランで、朝食した。イタリア人の朝は甘い。甘いパンとカフェオレで甘みとり、一日の活力を得る。

 

の宿泊施設の担当は女性が朝食をもてなし、旅人を見送り、昼に学校から帰ってくる子どもたちと過ごす。男性は昼から活動を開始。旅人迎えて、レストランの準備をする。家族で役割分担をおこない、家族全員で子どもを育てる。子どもを一人にしない。日本も昔、こうだった。

 

ローマからシエナ、フィレンツェに向かう。

 

エネルギー・文化研究所 所長 池永寛明)